調神社 埼玉県さいたま市浦和区
浦和レッズの本拠地にあるパワースポット調神社へ
浦和といえば、サッカーJリーグ浦和レッズの本拠地。
浦和レッズの選手やスタッフが必勝祈願に訪れることで有名な神社です。
今回は、さいたま市浦和区に鎮座する調神社(つきじんじゃ)を訪れました。
最寄駅はJR「浦和駅」。
西口を出て歩くこと約10分、県道213号線沿いに調神社があります。
境内の入口。あれ?鳥居がありませんね。
そうなんです。ここ調神社には鳥居がないのです。
神社の七不思議のひとつにあげられていますが、昔、神社は伊勢神宮に奉納する初穂を保管する倉庫群の中にありました。その奉納物を運搬する妨げになるということで鳥居が作られなかったと伝えられています。
昔ここは租税の集積所だったのですね。
それにしても伊勢神宮への奉納物って、いったいどのくらいあったのでしょうか…。
調宮縁起によれば、第十代崇神天皇の勅命により創建されたとあります。
延長5年(西暦927年)に編纂された延喜式神名帳には、武蔵国四十四座のうちの一社として記載されています。とても歴史のある神社なのですね。
それでは、境内に入ってみましょうか。
境内入口の狛兎もそうですが、手水舎にも兎の石像があります。
調(つき)が月と同じ読みなので月神の神使(つかわしめ)である兎像が設置されているのです。
こちらが社殿。
本殿と拝殿が一体となった権現造です。現社殿は江戸時代末期に造営されました。
神池近くにある神楽殿。
神池。池の中心部にも兎の石像がありましたよ。
池の側にある橋を通り稲荷社へ。
元は調神社の旧本殿だそうです。
御朱印は、社殿の隣りにある社務所でいただけます。
初穂料は500円。他の神社と比べるとお高い。
地元の方に親しまれている良い神社。平日のお昼でも参拝に訪れる人の姿が見られました。
境内にはベンチがありますのでのんびりできますよ。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。
調神社へのアクセス
JR「浦和駅」徒歩10分