小浜八幡神社 千葉県いすみ市
景観抜群!八幡岬の小浜八幡神社
玉前神社の次に訪れたのは、いすみ市大原の八幡岬に鎮座する小浜八幡神社(こばまはちまんじんじゃ)。
最寄りの「大原駅」は、「上総一之宮駅」から5駅目。
大原駅には、松重豊さん主演のドラマ「孤独のグルメ」で放映された源氏食堂があります。せっかくなので、こちらで昼食をとろうと思い向かったついでに神社がないか調べてみると…
ありました!小浜八幡神社。
口コミでは眺めが良いとか。これはぜひともお参りしなくてはなりませんね。
「上総一之宮駅」から電車で17分。「大原駅」に到着。
グーグルマップでルートを検索し、小浜八幡神社へ向かいます。
八幡岬に近付くにつれて磯の香りがしてきました。
そして、小浜八幡神社に到着です。
石段を上り境内へ。
参道には、まだアジサイの花が咲いていました。
第二鳥居奥の社務所の手前にある石段を、更に上って社殿へ向かいます。
この石段を上った参道からは、大原漁港と町並みを一望できます。
手水舎辺りからは、景勝地である丹が浦を望むことができます。
とっても良い眺め。
奥にひっそりと佇む社殿。
創建は、久安元年(西暦1145年)。昔、本町小濱地区は新田野にある八幡神社の氏子でしたが、祭典参加等の面で不都合が多かったため現在地に分霊奉祀されました。
社殿は丘陵をうがって建てられました。
参拝が済んだので周囲を散策してみました。
社殿の周囲はちょっとした散策コースとなっていて、外房の海をゆっくり眺めることができます。
自分以外誰もいない。絶景を独り占め。
参道脇にある階段を下りると城址碑がありました。
案内板によると、戦国時代には小浜城があり、里見氏に従っていた槍田美濃守が城主となっていましたが、天正18年、徳川家康の武将本多忠勝が大多喜城主になった頃に、本多氏に攻められ廃城となってしまったようです。
明治末期から終戦直後までこの地には帆万千館という、文化人に愛された旅館がありました。特に、若山牧水や洋画家鈴木信太郎などは好んで宿泊し、景観を愛でながらこの地の自然や風物を活写し創作にふけったそうです。
いや、本当にここから見る丹が浦の景観はすばらしいですよ!
さて、お昼ごはんは大原駅近くにある「源氏食堂」へ。
ちょうどお昼時で混んでいるかと思ったら、意外と空いていました。
おっさんは、渇いた喉をビールで潤します。
おつまみは、地元いすみポークのハムと上ロースカツ。
締めはラーメン。
ごちそうさまでした。精肉店が営んでいるだけあって肉はとても美味しかったです。
小浜八幡神社へのアクセス
JR外房線「大原駅」下車、徒歩20分。