橘樹神社 千葉県茂原市
上総國二の宮 橘樹神社へ
7月9日(日)、千葉県いすみ市小浜八幡神社の次に訪れたのは茂原市に鎮座する橘樹神社。
「橘」に「樹」。この2文字で「たちばな」と呼ぶんですね。
大原駅から最寄りの本納駅へ電車で移動。
駅からは歩いて12分程で到着しました。
それにしても暑い。午後になると一段と日差しが強くなってきました。
由良弥生さんが著した「読めば読むほど面白い『古事記』75の神社と神様の物語」を読んで、一度はお参りしてみたかった神社。
橘樹神社は、日本武尊が東征中、相模から上総へ渡航する時暴風に遭い困っていた夫のために、自ら海に身を投じて難を救ったという弟橘姫命(おとたちばなひめのみこと)をお祀りしている神社です。
社伝によると、弟橘姫が髪に挿していた櫛が上総国の海岸に流れ着いていたのを発見した日本武尊が、橘の木を墓標とし、その櫛を納めたことから橘樹神社と呼ばれるようになったそうです。
蝉の声が響く参道を進んでゆくと、突き当りに社殿がありました。
風格が感じられますが、女神をお祀りしているのでどことなく優しい雰囲気を漂わせています。
あれ?右奥の狛犬の頭がありませんね。
社務所で御朱印をいただいた際に尋ねましたら、六年前に劣化のため取れてしまったそうです。
社殿の裏は丘陵となっていて、ケヤキやクスノキなどの樹木が生い茂っています。
境内にある吾妻池。
御朱印を待っている間、ネコさん発見!
お昼ごはんを食べにきたようです。
ごはんを食べた後は、日陰で涼んでいました。
他に弟橘姫を祀る神社は、木更津市吾妻にある吾妻神社と神奈川県横須賀市走水にある走水神社があります。機会があれば、こちらにもお参りしたいと思います。
橘樹神社へのアクセス