秩父神社の川瀬祭り(宵宮編)
夏の秩父神社川瀬祭りへ
7月19日と20日、仕事が休みでしたので秩父神社の夏祭り「川瀬祭り」を見ようと秩父を訪れました。
川瀬祭りは「お祇園」とも呼ばれ、300年以上の歴史と伝統をもつお祭り。19日と20日の2日間、豪華絢爛な笠鉾4基と屋台4基が屋台囃子を響かせて市内を巡行します。秩父夜祭りが大人たちのお祭りなら、川瀬祭りは子供たちのお祭り。当然、屋台囃子は子供たちが務めます。
7月19日の宵宮は、午後6時になると各町会の山車が秩父神社の境内に集結します。そして、午後7時からは秩父神社の摂社・日御碕宮(ひのみさきぐう)の祭神である素戔嗚尊を迎える「天王柱立て神事(てんのうはしらたてしんじ)」が行なわれます。
夕方になると境内は混雑するので、昼のうちに参拝を済ませようと秩父神社へ向かいました。
途中の御花畑駅近くの通りで、早速山車と遭遇。
今まで映像でしか見たことがありませんでしたが、間近で見るとけっこう迫力があります。
方向転換は、ジャッキなどの道具を使って調整した後、大人20人以上で向きを変えます。こりゃ、大変だ。
東町の通りにある休憩所では、甘酒が無料でふるまわれていました。
冷たくて美味しい。さすがに無料でご馳走になるのも申し訳ないのでお賽銭を寄付しました。
今度は道生町の笠鉾が来ました。華やかですね~。
秩父神社へと至る町並み。初めて訪れましたが、良い雰囲気ですね。
秩父神社に着きました。
お祭りなので境内や神社周辺には露店が並んでいました。
人の出はまだ少ないようです。
社殿へと続く参道。このお祭りの装いがたまりませんね。
明日の「御輿洗いの儀式」に使用される御神輿。
こちらは、天王柱立て神事に使用される御柱。
境内を見て回っていると、先程の道生町の笠鉾が神社に入ってきました。
御祈祷後、しばし休憩。
休憩を終えると、再び街中へ。
地味ですが、こういう光景も好きです。
お御輿を担いだ若者たちが町内の家々を回り、繁栄を祈って威勢の良い掛け声を挙げていました。
さて、ホテルにチェックインし、しばし休息した後再び秩父神社へ。
各町会の山車が秩父神社に向かっています。
主役の子供たちは皆イキイキとしています。大人になると今度は秩父夜祭りで活躍するんでしょうね。
昼食を食べていなかったので露店でホルモン焼きとビールを購入。一杯やりながら山車が通るのを見物。
境内では、次々と各町会の笠鉾や屋台が集結しています。
笠鉾同士お互いに飾りを交換し合います。
こちらは屋台。
暑い中、こんな狭い空間で太鼓を叩いているんですね。
こんな姿勢ですよ。もう脱帽です。
夕方の神社。提灯に明かりが灯される。
境内摂社の日御碕宮にも。御祭神素戔嗚尊のお迎えの準備万端です。
午後6時を過ぎると境内には山車が集結していました。8基も揃うと壮観です。人も沢山集まってきました。
午後7時を回り、平成殿において「天王柱立て神事」が執り行われました。
運ばれた御柱が平成殿に立つと照明が消され、次に祝詞が奏上されました。
祝詞が響く暗闇の中、山車の明かりが何とも美しい。来て良かった。
神事が終了し、山車が各町会に引き上げていきます。
午後8時からは花火が打ち上げられました。
おっさんは疲れましたので、ホテルに帰ってビールを。
明日は本祭。メインの御輿洗いの儀式が楽しみです。
続きはまたのちほど。
秩父神社へのアクセス