越後国一の宮 居多神社
親鸞上人ゆかりのパワースポット居多神社へ
8月26日(土)、もうひとつの越後一の宮、居多神社の最寄駅である直江津へ向かいました。吉田駅でJR越後線に乗り換えます。
弥彦を出発してから約3時間。ようやく直江津駅に着きました。
まずは、駅の北口にある「直江津庵」さんで昼食をとりました。
メギス天そば(500円)。メギスという魚の名前は初めて聞きましたが、あとで調べたら一般にはニギスと呼ばれている魚だそうです。
駅から歩いて30分程で居多神社に到着しました。
手水には屋根が無く野ざらしでしたが、良く管理されているようで、水はきれいでした。
御祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と妃である奴奈川姫(ぬなかわひめ)、その間に産まれた建御名方命(たけみなかたのみこと)。
貞観三年(西暦861年)に朝廷より従四位下を賜り、延喜式神名帳に記載された式内社。春日山城が近く、越後の戦国大名上杉謙信から厚い保護を受け、崇敬されてきました。明治12年、海岸の浸食を受けたため現在地へ遷り、平成20年に新社殿が造営されました。
こちらが現社殿です。
社殿の周囲には玉垣が無いので、建物をじっくり見ることができます。
本殿もこのようによく見ることが出来ます。一般の神社ではなかなかお目にかかれませんので大変貴重です。
境内には親鸞聖人の像があります。
承元元年(西暦1207年)越後に配流となった親鸞が参拝し、「末遠く法を守らせ居多の神 弥陀と衆生のあらん限りは」の歌を詠んで祈願すると境内の芦が全て片葉になったという伝説があり、今も「方葉の芦」が群生しているそうです。訪れたときは、探してみてください。
御朱印は、こちらの社務所でいただくことができます。
境内社の雁田神社。子宝・安産の神である高皇産霊神(たかみむすひのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)をお祀りしています。
こちらは稲荷神社。
居多神社を後にし、親鸞聖人上陸の地と伝えられている居多ヶ浜を訪れました。
時間があれば春日山駅で行われていた上杉謙信公祭を見たかったのですが、またの機会に訪れたいと思います。
居多神社へのアクセス