摂津国一の宮 住吉大社
住吉神社の総本社「すみよっさん」へ
大鳥神社の次は、全国の住吉神社の総本社「住吉大社」を訪れました。地元では、「すみよっさん」と呼ばれ親しまれております。
改札を抜けて階段を下りると、1階は構内店舗が並ぶ「ショップ南海」。
表に出て左に歩いていくと、住吉大社に到着です。
でも、一番近いのは、阪堺電車「住吉鳥居前駅」なんですね。珍しい路面電車。今度乗ってみたい。
鳥居をくぐり、参道へ。大きな石灯籠が並ぶ参道。
う~、すごいぞ!すみよっさん!!
正面に見えるのは「反橋」。通称、太鼓橋とも呼ばれています。
横から見ると、それほどすごい反りとは感じなかったんですが…
近づいてみると、反り具合ハンパなしっ!
地面に近いほど傾斜がきついので、下りは要注意。
反橋を渡ると左手にある手水舎へ。吐水口は「うさぎ」。
楼門前にある「角鳥居」。四角い柱と貫の両端が柱から外に出ないといった特徴がある鳥居。
楼門を通り、社殿のある境内へ。
いや~、壮観ですね!
最古の建築様式のひとつといわれている「住吉造」。国宝の建造物をこんなに間近で拝見できるなんて、感激です。この、すべての本殿は西、大阪湾に向いているそうです。
明日は「裏千家献茶式」という行事が行なわれるようで、その準備で忙しそうです。
御朱印を頂いたあとは、境内を散策。
こちらは「撫でうさぎ」。像の五体を撫でて無病息災をお祈りしました。
第四本宮周辺に点在する、塩で描かれた結界のような円。
これは、何かのおまじないなんですかね。
午後4時を過ぎてしまったので、末社の楠珺社へ行く門が閉門していました。
毎月最初の辰の日になると、早朝から商売繁盛を願って、「初辰まいり」を行なう大勢の参拝者で賑わうそうです。このお参りの順番は決まっていて、境内末社の種貸社をスタートして楠珺社→境外末社の浅沢社→大歳社の順番で四つの社をお参りします。
とりあえず、境外の浅沢社と大歳社へ行ってみました。
浅沢社。御祭神は、市杵島姫命。カキツバタの名所でもあるようです。
隣りにある大歳社。元々は稲の収穫の守護神でしたが、いつの間にか大阪商人の間で集金の守護神として信仰されてきたそうです。(え、何で!?)
右側にある「おいとしぼし社」。ここには、「おもかる石」という不思議な石があります。
これが「おもかる石」。
説明書きに従って占ってみました。
結果は、最初に持ち上げたときよりも重く感じてしまいました。好転へ努力しなければなりませんね。
夕方になると地元のおっちゃんやおばちゃんが、犬の散歩や境内の所々で集まって談笑していました。
和むな~、この風景。また「すみよっさん」に来たい。今度は、楠珺社もお参りしよう。
住吉大社へのアクセス
南海本線「住吉大社駅」または、阪堺電車「住吉鳥居前駅」下車。