相模国一の宮 寒川神社
寒川神社の新嘗祭を見てきました。
11月23日は勤労感謝の日ですが、この日は、全国各地の神社で秋の収穫を祝う新嘗祭が行なわれます。
今まで一度も新嘗祭を見たことがありませんでしたので、見学と一の宮めぐりも兼ねて、神奈川県高座郡寒川町に鎮座する寒川神社をお参りしました。
この日は、あいにくの雨。しかも本降り。埼玉県から電車を乗り継いで、9時46分に最寄の宮山駅に着きました。
駅からは歩いて5分程の距離。祭典に参加する氏子のおじさん達の後をついていったら、鳥居からではなく、第三駐車場側の脇道から境内に入ってしまいました。
10時から新嘗祭が始まるので、神門を通り拝殿へ。
中の庭はけっこうな広さ。この天気なので、参拝者は少なかったです。
◆◆◆新嘗祭の様子
拝殿内は、すでに大勢の氏子さんや関係者の皆さんで満席となっていました。
時間になると雅楽が流れ、宮司や禰宜が入場しました。新嘗祭の始まりです。我々一般ギャラリーも一緒に頭を下げました。
厳粛な雰囲気です。
宮司が階段を登り、祭壇の扉を開けます。
この後、4人の巫女さんが登場し、優雅な舞が奉納されました。雨で参拝者が少なかったこともあって、良いポジションで見ることができました。いや~、美しい!
最後に、各団体や町会の代表者が玉串を奉納します。時間がかかりそうなので、境内を散策することに。
◆◆◆菊花展
開催中の菊花展は今日が最終日。丹精込めて育てられた見事な菊を鑑賞。
◆◆◆寒川神社のお守り
寒川神社の御祭神寒川大明神は、八方除け・方位除けの神様として古くから信仰されてきました。
授与所に並べられたお守りやお札を見ていると、何だかこのお守りが欲しくなってしまい、購入。普段は欲しいとは思わないのですが。
ちょうど七五三の時期。こども守りもありました。
◆◆◆境内を散策
御朱印(御朱印代は値段設定が無くお気持ちです)をいただいた後は、境内を散策しました。
再び、拝殿へ。新嘗祭が終わり、神職の方が後片付けをしていました。
雨が上がり、七五三詣での参拝者がちらほら。
拝殿の右側にある渾天儀のレプリカ。
御神木の二本の杉。寒川比古命と寒川比女命が宿ると言い伝えられているそうです。
神馬舎。白馬を曳く猿の木像がありました。
朝から何も食べていなかったので、南門近くの売店でそばを食べることに。
一杯500円。体が温まった~。ご馳走様でした。
◆◆◆名物の八福餅
寒川でしか販売していないという、名物の「八福餅」をお土産に購入しました。
1箱(12個入り)、1080円。
八方除けの神社にちなんで、ちゃんと八角形の形をしています。ちょうど良い甘さで美味しかったです。
◆◆◆末社の宮山神社へ
最後に、三の鳥居と神池を通り、末社の宮山神社をお参りしました。
宮山神社。
古くより宮山各地区にあった七社の祠を合祀し、建立された神社です。
帰り道の寒川大橋。大昔、この辺りまで相模湾だったなんて信じられませんね。
なかなかお目にかかれない巫女舞を見れて良かったです。寒川さん、ありがとうございました!来て良かったです!
寒川神社のアクセス
JR相模線「宮山駅」より徒歩5分。