筑前国一の宮 筥崎宮
2月15日、今日で壱岐島とお別れ。郷ノ浦港から博多港へ移動します。
朝からあいにくの雨でした。
帰りもジェットフォイルで。来て良かったな~壱岐島。魚が美味しかった。でも、生ウニが食べられなかったのがちょっと残念。次、来る機会があったら、ウニが旬の時期に来たい。
ネットで早めに席を予約していたので、帰りは1階の最前列席をゲット。揺れも少なく、ゆったり座れるのでおすすめですよ。
博多に到着。
帰りの飛行機まで3時間ほどあったので筥崎宮へ。
まずは、国道3号線に建つ三之鳥居から。
筥崎宮の鳥居って本殿近くから一之鳥居、二之鳥居と数えるんですね。
お潮井浜は、入口の門が閉まっていて入れませんでしたので社殿へ向かうことに。
国の指定重要文化財の一之鳥居。慶長14年に福岡藩主黒田長政が建立したもの。独特な形から「筥崎鳥居」と呼ばれています。
同じく重要文化財の楼門。戦国時代の武将小早川隆景が造営。別名「伏敵門」。亀山上皇が宸筆した「敵國降伏」の扁額を掲げていることから呼ばれているそうです。
間近で見るとすごい。
参拝後は、境内を散策。
楼門のそばにある御神木「筥松」。松を囲む朱の玉垣にはソフトバンクホークスなど福岡を拠点とするプロスポーツチームの必勝祈願の絵馬が飾られていました。
パワースポットの「湧出石」。この石に触れると運が湧き出るといわれています。
手水舎には、「銭洗御神水」なるものがありました。
「銭洗御神水」は御神水でお金を洗い清めることですが、作法は次のとおりです。
①お金を竹かごに入れます。
②お金を御神水で洗い清めてご利益を念じます。
③竹かごからお金を取り出してタオルで拭きます。
④清めたお金は使用します。
清めたお金が世の中を巡り、福を授かると信じられているそうです。よーし、試してみよう!
ご利益あるといいな。
お守りも買ってしまった。
境内には、「敵國降伏」を宸筆した亀山上皇の像がありました。高さは6メートルほどあるそうです。
こちらは境内東末社。池島殿、式内社、乙子宮、住吉殿、稲荷社の五社が祀られています。
そのひとつ、池島殿は古くから手足の守り神として信仰があり、たくさんの「わらじ」が供えられていました。
最後は、県の指定重要文化財「蒙古軍船の礎石」を拝見。長さ2m超、推定重量250キロ。昭和15年に博多港中央ふ頭の北東で発見されたそうです。
雨の筥崎宮もなかなか良い雰囲気でした。
筥崎宮(はこざきぐう)
<創建年代>延喜21年(西暦921年)