秦神社 長宗我部元親を祀る神社
四国の覇者長宗我部元親のお墓参りの後、秦神社へ
4月24日、高知旅行2日目。若宮八幡宮の次は、長宗我部元親公が眠るお墓と、御祭神としてお祀りしている秦神社を訪れました。
民家の間の路地を奥に進んで行きます。
途中、愛馬内記黒の塚がありました。豊臣秀吉から拝領したという名馬で、「土佐日記」では島津軍との戸次川の合戦で窮地に陥った元親を乗せて命を救ったという逸話が残されています。
この石段を登った先に元親公のお墓があります。
その前に、浦戸一揆で戦死した家臣を祀る塚にお祈りを。
元親公のお墓です。
この頃になると雨足が強くなってきました。お参りした後は、秦神社へ。
長宗我部元親を祀る秦神社
秦神社は、元親公の菩提寺であった雪蹊寺が明治の廃仏毀釈によって一時廃寺となったため、明治4年4月7日に建立されました。
隣接する雪蹊寺は、四国八十八ヶ所霊場のひとつであるので雨天でも訪れる人がいましたが、秦神社は自分だけ。
参道の奥に社殿が見えます。
なかなか、良い佇まいです。
戦国時代好きのおっさんは、何といっても長宗我部派。
参拝して、長宗我部家最後の当主である盛親公慰霊の碑へ。
真田丸で、阿南健治さんが演じた盛親公を思い出してしまった。いいキャラだったよな~。
運良く社務所で御朱印をいただくことができました。こちらは、幕末に活躍した画家、河田小龍が彫った貴重な御朱印です。持たせていただきましたが、ずっしりと重い。
雨の中、来た甲斐がありました。
この日の最後は、岡豊城跡に建つ高知県立歴史民俗資料館へ。
元親公格好いい!
幕末維新博に合わせ建てられた櫓に登りました。
櫓からの展望。
資料館でミレービスケットをいただきました。
5月19日には長宗我部フェス、20日には若宮八幡宮で長宗我部まつりが開催されるようです。
一度見てみたいな。今回は都合がつきませんが、来年以降日程を合わせてまた高知に訪れたい。
ご覧いただき、ありがとうございました。
秦神社
<創建年代> 明治4年4月7日
<御祭神> 長宗我部元親霊
<アクセス> とさでん交通「長浜営業所」より徒歩2分