能生白山神社 新潟県糸魚川市
8月25日(土)、新潟県糸魚川市の能生に鎮座する能生白山神社をお参りしました。
社伝によれば、第十代崇神天皇十年11月初午の日に始まったといわれております。「延喜式」には奴奈川神社と記載されていたようですが、加賀に白山を開いた泰澄大師が仏像を安置するなど白山信仰布教に努めたことから、社名を白山権現に改めたと伝えられています。
御祭神は、伊弉那岐命、奴奈川姫命、大巳貴命です。
手水舎は、ゴミや鳥の羽などが溜まっていてドン引き。
手と口のお清めは、本殿の前にある蛇の口の水でしてください。
境内へ上がる階段。
二之鳥居前にいた狛犬さん。
拝殿の屋根は珍しい茅葺。
こちらが蛇の口の水です。
龍の口から流れる水は、尾山の岩間から湧き出ている水で、新・新潟の名水にも選ばれたとのこと。
本殿。明応年間に火災で焼失しましたが、永正12年(1515年)能登守護畠山義元によって再興されました。
建築様式は三間社流造の前面に一間の向拝を付けた室町時代の特色を示しており、国の重要文化財に指定されている貴重な建物です。
本殿の裏の尾山には、国の天然記念物に指定されている「姫春蝉」が生息するなど自然豊かなところです。
暑くなければ、ゆっくりしたかったですね。
能生海水浴場から弁天岩へ
弁天岩がある能生海水浴場は、一之鳥居から歩いて直ぐ。
能生海水浴場。
波が穏やか。階段に座って海を眺めることができます。
橋を渡って弁天岩へ。
訪れている人がいなかったので、自分のペースで散策できました。
岩の中腹にある厳島神社。
西洋蜜蜂の巣があるようです。注意喚起の案内がありました。
せっかくなので頂上にある灯台へ行ってみることに。
鳥居の前にベンチがありましたので、しばし休憩。
海を見ながら缶コーヒーを。
マリンドリーム能生で開催された奴奈川姫と日本一の大ウス祭りを見物
弁天岩から歩いてマリンドリーム能生へ。
この日、奴奈川姫と日本一の大ウス祭りが行なわれていました。
見学前に、まずはお昼を。
「かに」が有名なのですが、一匹まるごとはちょっと量が多いので、天然岩ガキ(700円)とイカの丸焼き(350円)を肴にビールとハイボール。
カニが好きな方は絶対おすすめです。皆さん、一心不乱に貪っていました。
ほろ酔い加減でお祭りを見学。
お祭りは、大国主命の奴奈川姫への求婚と結婚を祝う祝宴の再現。その後、直径2.5m、重さ15tの日本一の大ウスによる迫力ある餅つき大会でした。
主人公の大国主命と奴奈川姫役の条件は決まっていて、この年結婚または結婚予定のカップルだそうで、この方たちは富山県から来たとのこと。
おめでとうございます!
餅つきはけっこうな重労働。
炎天下の中で皆さん、へばっていたのでおっさんも手伝いました。
この後、餅つきに参加された方にお餅が振る舞われました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
能生白山神社へのアクセス