備前国一の宮 石上布都魂神社
岡山の神社旅2日目、石上布都魂神社を訪ねる
本日、目指す神社は、石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)です。
『延喜式神名帳』に記載された3,132座のうちのひとつで、備前国では128社の中で正二位に列せられた古社。
御祭神は素戔嗚尊。
その素戔嗚尊が、八岐大蛇を斬ったという天十握剣(あめのとつかのつるぎ)を最初に祀った神社であり、剣は崇神天皇の時代に大和国(奈良県)石上神宮に遷されました。
宮司さん不在の時がありますので、御朱印を直接いただきたい方は、事前に電話で確認した方が良いです。
この日は、出掛ける用事があるそうで、午後2時までは不在との返答でした。
石上布都魂神社まで歩いて行ってみた
ここからの移動手段は、徒歩かタクシーしかありません。
まぁ、タクシーを使うのが一番楽なのですけれど、今日は石上布都魂神社だけの予定ですので、天気も良いことですし、のんびり行きましょうか。
と、いうことで歩いて行ってみました。
宇甘川を架かる橋を渡って岡山街道へ。
金川大橋の手前に架かる歩道橋を利用しました。こっちは、自転車や歩行者専用なんですかね。
こちらが金川大橋。
橋からの眺め。
グーグルマップに従い、県道255号をひたすら歩く。
五城小学校付近。
看板発見。あと5キロか…。
新庄川沿い。
平川西公民館付近。
まだ、あと2キロもある。
この辺りからは歩道がありませんので、車に十分注意してくださいね。
石上布都魂神社に到着!
ようやく着いた。いや、遠かった~。
ここから坂道を登っていきます。
表参道の入口。また、坂道を登ります。
階段を登ると手水舎がありました。
きちんと管理されているようですね、水がとってもきれい。
狛犬さんにご挨拶して、境内へ。
拝殿。
平日で、しかも辺鄙な場所にあるのに参拝に訪れる人がちらほらといました。
皆さん、御朱印や御守りなどをいただきたかったようで、午後2時までは不在であることを教えると残念がっていました。
さて、時刻は、まだ午前11時30分。
境内は意外と小さく、本宮や磐座がある山頂も片道15分で行けてしまう。
宮司さんが戻る午後2時までどうやって過ごそうか…。
磐座と本宮のある山頂を登ってみた
休憩所でパンを食べた後、暇なので山頂へ向かうことに。
一応、杖があります。
おっさんは、まだ使わなくても大丈夫♪
意志の坂道からスタートします。
途中、ポイントごとに看板がありますので楽しみながら登りましょう。
途中の眺望です。
あともう少し。
辛い方は唱えながら登ってみてください。
本宮の鳥居に着きました。
鳥居をくぐり、最後はうねった石段を登ります。
登りきったところから、見下ろしてみました。
こちらが本宮です。
やっぱり雰囲気というか空気がちがいますね。
本宮の前にはベンチがあり、ここで休憩することもできます。
背後や周辺には磐座があり、禁足地となっていました。
静かで、心が落ち着きます。
午後1時50分。神社に戻ると、午前中、宮司さんが戻る時間を教えてあげた倉敷市から来られたというご夫婦と遭遇しました。
先程、旦那さんが電話をしたら、社務所に来る予定はなく、御朱印をいただきたいのであれば自宅に来てくださいとのこと。
自宅かーい!おっさん、てっきり社務所に来るものだと思っていました。
宮司宅までは、ここから1.5キロもあるのに…。
ここまで歩いてきたことや埼玉県から来たことに驚いたご夫婦が、自分たちの車で一緒に行きましょうと仰ってくださったので、ここはお言葉に甘えて車に乗せてもらうことに。
おまけに、おっさんがお昼を食べてないと思い、神社に来る途中でコンビニに寄って買っておいたお茶とパンをいただきました。
もう、感謝、感謝です。
御朱印をいただくことができたうえに金川駅まで送ってもらい、大変助かりました。
おかげで帰りは歩かなくて済みました。
本当に、ありがとうございました。
※御朱印は要連絡です。
車が無い方は、金川駅からタクシーで行かれた方が良いかも。
ご覧いただき、ありがとうございました。
石上布都魂神社へのアクセス