大和神社 世界最大最強を誇った戦艦大和ゆかりの神社
大神神社の次に訪れたのは、天理市新泉町にある大和(おおやまと)神社です。
三輪駅から奈良行きの桜井線に乗り、最寄の長柄(ながら)駅で下車。ここから徒歩で向かいました。
大和神社の主祭神、日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)は、宮中内に天照大神とともに奉斎されていた大地主大神(おおことぬしのおおかみ)で、社伝によれば二千余年前の第十代崇神天皇六年に、皇女淳名城入姫命(ぬなきいりひめ)によって大和郷に移されたのが始まりとされます。
古くから朝野の崇敬篤く、「延喜式」にも記載された古社のひとつ。奈良時代には遣唐使が参詣し安全を祈願するなど交通安全や厄除けにご利益があるそうです。
また、太平洋戦争では、世界最大最強を誇った「戦艦大和」の守護神として艦内に分祀されました。境内の祖霊社には大和とともに運命を共にした伊藤整一第二艦隊司令長官や2,736柱の英霊が合祀されています。
第一鳥居をくぐって参道へ。
第一鳥居から向うに見える第二鳥居までの参道は、分祀した戦艦大和とほぼ同じ約270mの長さと言われています。
御朱印をいただいた際に、宮司さんに聞きましたら「そう言われているけど、実物見たことないから実際どうなんだろうねぇ」というお答えでした笑。
境内はとても静か。
狛犬さんにご挨拶して、拝殿へ。
拝殿の奥には三つの本殿が並んでおり、左に御年大神(みとしのおおかみ)、中央に日本大国魂大神、右に八千戈大神(やちほこのおおかみ)を祀っています。
水の神様をお祀りしている摂社高龗(たかおおかみ)神社。
境内にある戦艦大和の石碑。
大和の模型などが展示されている小さな資料館が併設されていますので、興味のある方はこちらものぞいてみてはいかがでしょうか。
ご覧いただき、ありがとうございました。
大和神社へのアクセス
JR桜井線「長柄駅」より徒歩20分