早朝散歩で別府温泉総鎮守八幡朝見神社を参拝
大分県の神社めぐり旅④ ~八幡朝見神社
最終日は、早朝散歩を兼ねて八幡朝見神社をお参りしました。
向かう途中で、住宅街の路地裏で涼んでいた猫さんを発見。タグが付いていたので飼猫かな。
古い商店が軒を連ねる表参道。いいな~、この風景。
参道の敷石には、盃や瓢箪の形をした石があります。初詣のときに踏むと大変縁起が良いとされています。訪れた際は、探してみてください。
参道脇にある広場では、近所のお年寄りたちが集まってラジオ体操をしていました。
ふたつめの鳥居をくぐると、まるで門のような二本の巨大な杉の木が立っています。
寄り添うかのように並んでいるので「夫婦杉」と呼ばれ、親しまれています。
カップルでしたら、この間を二人で通り抜けると結ばれるとか。
手水舎の水は、「萬太郎清水」という名水。旱魃でも涸れず、長雨でも濁らず常に湧き続けています。
名前の由来は、不治の病の父親が、孝行息子萬太郎が汲んできた朝見の清水を飲むとたちまち全快したという伝説から付けられました。
見てください、この透明感。すごくきれいです。
階段を登って社殿へ。
本殿。
八幡朝見神社の由緒は、建久7年(1196年)10月9日に、鎌倉幕府から豊前・豊後の守護職に任命されて赴任した大友能直が、鶴岡八幡宮より勧請したことが始まりと云われています。以降、歴代大友氏当主から篤く崇敬されました。
御祭神は、仁徳天皇、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の他に大歳神、迦具土命、大穴牟遅命、少名彦命です。
第二次大戦後、かつて別府温泉の鎮守であった温泉神社を合祀し、毎年4月に行なわれる別府八湯温泉祭りの中心となっています。
拝殿前の広場は大舞台のようになっていて、別府市街地を一望できます。
社殿の側にそびえる県の天然記念物に指定されている御神木の大楠。樹齢は1000年余とか。
境内には蔵を利用したお茶処があり、萬太郎清水で淹れたコーヒーやお茶を飲むことができるようです。営業時間は10時から。
お茶処を過ぎたところには水汲み所があり、自由に萬太郎清水を持ち帰ることができるようです。
別府市民の皆さん、うらやましい。
とても雰囲気が良くて落ち着く神社でした。別府に来た際は、温泉街をぶらぶら散策しながらお参りしてみてはいかがでしょうか。
二晩お世話になった北浜。ありがとう。
今度は温泉目的で別府に来たいです。
ご覧いただき、ありがとうございます。
八幡朝見神社のアクセス