能登国一の宮 氣多大社
全国一の宮巡り 石川県羽咋市氣多大社
12月1日から31日の一カ月間、神域として一般の立ち入りが禁じられてきた氣多大社の社叢「入らずの森」が、天皇陛下の即位を記念して特別に一般公開されたので、これは行かねばならん!と思い、12月26日に行ってきました。
大宮駅から北陸新幹線で金沢駅へ行き、特急能登かがり火で羽咋駅へ。そして、北鉄バスで一の宮バス停へ。ここから歩いて10分ほどで到着。
境内は初詣の準備中でした。大晦日や元日は多くの人が訪れるのでしょうね。
力強い「氣」の文字。
拝殿と本殿も大変歴史のある建物で、江戸時代に造営されました。こちらも国の重要文化財に指定されています。
特別参拝は、こちらのプレハブ小屋で受付けをしていました。1時間ごとに行なわれていて、ちょうど10時の部が始まっていました。
特に急いでいなかったので11時の部から。
申込用紙に住所と名前を記入して三千円を支払うと、お守りやカレンダーなどの記念品をいただきました。それと、青色のたすきを渡されました。特別参拝には、たすきを持っていないと中に入れません。
時間が来るまで境内を散策することに。
本殿左手に建つ若宮神社へ。
永禄12年(1569年)に能登守護畠山義綱によって再建されました。
本殿の右手に建つ白山神社。
太玉神社へ。
菅原神社。
11時になり、拝殿内に案内されました。 人数は30人ほど。
拝殿内及び入らずの森は撮影禁止でした。
全員に玉串が渡されると、宮司がお祓いと祝詞を奏上。そして、特別参拝者全員の名前が読みあげられ、最後に「入らずの森」を一般公開した理由と、毎年12月16日に行なわれている神事「鵜祭」が、今年は鵜を捕らえられなかったため中止になったことを話されました。
儀式が終わると、入らずの森の神門に移動。
靴底に着いた土を落として森の入口へ。
4人ずつ数メートル先の注連縄を張った遥拝所に案内され、素戔嗚尊と櫛稲田姫が鎮座するという奥宮に向かって参拝しました。
う~ん、森の入口なので神秘性があまり感じられなかった(自分だけかな?)…。
でも、三千円が森の保全に少しでも役に立てば!
帰りは随身門を通ってバス停へ。
入らずの森にちょっとだけ入れたのは、貴重な体験でした。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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