金運アップのパワースポット白山市の金劔宮を訪ねる
2019年12月27日、白山比咩神社のお参りを終えて鶴来駅に向かう途中、金劔宮(きんけんぐう)に立ち寄りました。
鳥居をくぐると市の指定無形民俗文化財の「鶴来節」なる句碑が。
調べてみると、昭和2年秋に鶴来遊郭温習で初めて世に紹介されたもので、鶴来の山紫水明、風光明媚さを唄にしようとの地元の求めに応じて、金沢市出身の川柳歌でジャーナリストであった坂井弥三久が作詞し、遊郭の西川養技師匠を中心とした女将たちによって作曲や振付が完成されたそうです。
句碑を先に進んで行くと「不動滝」と呼ばれる滝がありました。
女坂と呼ばれている坂道を登っていく。
階段の中ほどに何やら怪しげな通路が。
怪しげな通路を無視して、このまま階段を登っていくと県道103号線に出てしまった。
道路を隔てた目の前に金劔宮がある。
信号機や横断歩道が無いので、車に注意しながら横断して境内へ。
凛々しい狛犬さんにご挨拶して拝殿へ。
金劔宮は白山七社のひとつで、白山比咩神社・三宮・岩本とともに本宮四社といわれていました。主祭神は天津彦火瓊瓊杵尊。
社伝によれば、崇神天皇三年(紀元前95年)と云われ、古くは劔宮、劔神社と称され、鶴来の地名の由来となったようです。神仏習合時代には多くの伽藍を有するなど隆盛を極め、倶利伽羅峠の戦いで平家を打ち破った源義仲が鞍置馬20頭と横江庄を寄進し、その後も源義経の参拝、足利氏・富樫氏・前田氏ら有力武将から篤く尊崇されました。
たいへん歴史ある古社なのですが、金運アップのパワースポットとして有名だそうで、恥ずかしながら、おっさんは全く知りませんでした。
中でも境内にある乙剱社は最大の金運パワースポット!
小さな社なのですが、独特の雰囲気がある。
最後に境内にある不思議な石へ。
天忍石(牛石)と呼ばれるこの石は神の依り代で、その昔神霊が降臨したと伝わる。別名の牛石は、形が子牛に似ていることから。
義経腰掛石。
奥州に落ちのびる源義経が参拝した折にこの石に腰掛けて、眼下に広がる平野や手取川を眺めたと伝えられています。
帰りは社務所の向かいにある通路から。
連絡通路だったようで、車が行き交う道路を横断することなく先ほどの女坂に出られました。こっちの方が安全ですね。
境内はとても静かで落ち着きます。駅からも徒歩圏内ですので、時間があればお参りしてみてはいかがでしょうか。
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ご覧いただき、ありがとうございました。
金劔宮へのアクセス