和同開珎誕生の地、埼玉県秩父市の聖神社を訪れてみた
緊急事態宣言が解除されたので、神社巡りを再開しました。
今回訪れたのは、秩父市黒谷に鎮座する『聖(ひじり)神社』です。
神様は、日本で最初に発行された貨幣『和同開珎』。
銭神様と呼ばれ、金運アップのパワースポットとして有名な神社です。
最寄り駅の秩父鉄道「和銅黒谷(わどうくろや)駅」で下車し、徒歩で向かいました。
和同開珎誕生の地ということで、ホームには和同開珎のモニュメントがありましたよ。
改札を出て、国道140号を長瀞方面に歩いていくと和銅遺跡の看板があります。
看板の矢印を進んでいくと、
聖神社に到着しました。
手水舎は柄杓が撤去されていて、使えませんでした。
石段を登ると御神木がお出迎え。
幹に手を触れてパワーをいただきましょうか!
拝殿前にある和同開珎のモニュメント。存在感ありますね~。
狛犬さんに挨拶してから、参拝しました。
続いて、本殿左脇にある和銅出雲神社へ。旧本殿を移築したものだそうで、大国主命をお祀りしています。
11月3日の例祭では、無形民俗文化財の黒谷の獅子舞が奉納されます。
縁起の良い大黒様と、写真は載せられませんが旧壱万円紙幣がお供えされていて、独特の雰囲気を纏っていました。
小さな境内には、たくさんの絵馬がありますね~。
当然、お金が神様なので、ビジネスや宝くじ当選、万馬券的中のお願い事が多かったです。
参拝後、和銅遺跡へ行ってみました。
ゆるやかな坂道を登り、林の中へ。
まだ蚊はいませんでしたが、道には大きなヒルの死骸が数匹…。
早歩きで遺跡を目指しました。
和銅遺跡に到着。巨大な和同開珎のモニュメント!
高さ5mあるモニュメントには、数多くの硬貨がお供えされていました。
脇に流れている川の水で小銭を洗ってモニュメントにお供えすると、金運がアップするとか。
側にある説明板には、実物大の自然銅(ニギアカネ)と元明天皇から賜ったというムカデの模型があります。
橋を渡って見学道を登ると往時の面影を残した露天掘り跡を見ることができます。行かれる場合は、急斜面なので十分注意してください。また、熊が出没することもあるので併せて注意してください。
せっかくなので、芝桜の丘で有名な羊山公園に足を延ばしてみました。
今度は芝桜が咲いている時期に訪れたい。
この後は、西武秩父駅前温泉祭りの湯でまったり過ごしました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
聖神社へのアクセス
富士山絶景スポット 新倉山浅間公園と富士浅間神社を訪れてみた
3月7日。午前8時30分にホテルをチェックアウトし、「下吉田駅」へ。
目指す場所は、観光名所「新倉山浅間公園」。
新型コロナで国内外の観光客が少ない今のうちなら空いてそうなので、行ってみることに。
公園への案内があるので分かりやすい。中央自動車道の高架下を通り、坂道を登ると「富士浅間神社」の入口に到着。
階段が待ち構えている。苦手な人は隣の車道を利用してください。
境内からの眺め。
残念ながら雲に覆われていて、少ししか見えない。
手水舎でお清めして拝殿へ。
新倉富士浅間神社は、第42代文武天皇の御代(705年)に甲斐国八代郡新倉郷に富士北口郷の氏神として祀ったのが始まりとされます。
807年、富士山の大噴火があり、朝廷から遣わされた勅使により鎮火祭が執行。その際に、平城天皇から三国第一山の称号並びに大鳥居の勅額、金弊、破魔宝面が奉納されました。
拝殿の床下には、昭和59年に荒浜神社改修の際に偶然発見された樹齢1500年ともいわれた大杉跡があります。
本殿の隣りに鎮座する荒浜神社。
参拝を終え、新倉山浅間公園へ。
この階段を登って行きます。
足腰に自信のない人でも、隣りに歩道がありますので忠霊塔に行けますよ。
階段、、、階段、、、階段!!!
途中から息切れ…。
やっと忠霊塔に到着。
必死に登ってきた先には、絶景というご褒美が待っている。
絶景スポットへは、こちらの展望デッキから。
曇り空でも良い景色でした。
こうなると桜の時期に訪れたくなる。
残念ながら、2020年の「桜まつり」は、新型コロナの影響で開催中止となってしまいました。
でも、外国人観光客が激減している今が、ゆっくり桜を観賞できるチャンスですね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
新倉富士浅間神社へのアクセス
世界遺産富士山のひとつ、北口本宮富士浅間神社を訪ねる
2020年3月6日午後、北口本宮富士浅間神社へ。
富士登山吉田口登山道の起点にあたり、世界遺産に登録された富士山の構成資産のひとつ。
木花開耶姫命・火彦瓊瓊杵尊・大山祇神の三神を浅間大神としてお祀りしています。
今から1900余年前、景行天皇の御代(110年)に日本武尊が東征の折、この地で富士の神霊を遥拝し、「富士の神山は北方から拝せよ」と言われ、祠を建てて祀ったのが始まりとされます。
一ノ鳥居から漂う空気が違う。
両脇に石燈篭が配列された杉並木の参道は、歩くと清々しい気分になります。
心身が浄化される。
苔が歴史を感じさせてくれます。
途中には、富士講の開祖「藤原角行」が荒行したという「立行石」があります。
神橋。境内を流れる川底にはたくさんの硬貨が。
大鳥居。大きくて迫力があります。
随神門。
隋神門を抜けると正面に神楽殿があります。
手水舎でお清めして拝殿へ。
随所に彫刻が施された荘厳な社殿。
本殿奥の東宮と西宮、恵比寿社へ。
本殿の裏側に位置する恵比寿社。
浅野左衛門佐氏重が造営した西宮本殿。
富士登山道吉田口。
鳥居の奥に行くと、また空気が一変する。
境内には摂末社がたくさん。
諏訪神社の拝殿も厳かな雰囲気です。
社殿はじめ国の重要文化財に指定された建造物がたくさんあって見ごたえがありました。
今度は「吉田の火祭り」のときに訪れてみたいです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
北口本宮富士浅間神社へのアクセス
富士山最古の社、富士御室浅間神社を訪ねる
2020年3月6日、河口湖畔に鎮座する富士御室浅間神社(ふじおむろせんげんじんじゃ)をお参りしました。
富士山最古の社といわれ、社伝によれば、文武天皇3年(699年)に藤原義忠によって富士山2合目に祀られたと伝わります。
社名につく「御室」は、かつて石柱をめぐらせた中で祭祀を執り行っていたことによるもの。天徳2年(958年)には、村上天皇により、氏子の祭祀の利便のため河口湖の南岸に里宮が創建されました。中世には修験道、近世には富士講と結びついて発展。戦国時代には甲斐武田家三代に渡り崇敬を受け、武田信玄直筆の安産祈願文をはじめ、多数の古文書が今も保管されています。
平成23年2月、本宮並びに里宮境内地が『史跡富士山』に指定されました。
河口湖駅から西湖周遊バスに乗って「富士御室浅間神社」バス停で下車。バスは交通系ICカードにも対応していました。
バス停を降りて直ぐに本宮の鳥居があります。
中に入ると空気が一変します。
鮮やかな朱色が美しい本宮の社殿。
創建されてから噴火による炎上や風雨にさらされ劣化する度に再興されてきましたが、永久保存するため1974年に里宮のある現在地に遷されました。
現在の本殿は、慶長17年(1612年)に徳川家の家臣鳥居成次が造営したもの。
本宮側の鳥居にある小道を通って、表参道へ。
こちらが表参道。
随身門。
里宮。
本宮も里宮も、とても良い雰囲気です。
本殿の奥には河口湖が広がっています。
雄大な富士山も見れて最高。
この日は空が澄んでいて富士山がとてもきれいでした。
お昼は、「寿駅」まで行って吉田うどんを。
濱津隆之さん主演のテレビドラマ「絶メシロード」で放送された、たかちゃんうどん。
ドラマと同じ「肉うどん」をいただきました。安くて美味しい。
新型コロナウィルスの影響でお客さんが少なく、ぼうっと立っている時間が長くて疲れると仰っていました。
河口湖も外国人がまばらで人が少ない。富士急ハイランドも休園で電車もガラガラでした。
どこも空いていて快適でした。出かけるには絶好のチャンス。人ごみもなく、ちゃんと手洗いすれば安全なんだけどなぁ。
ご覧いただき、ありがとうございました
富士御室浅間神社へのアクセス
ニャンニャンニャンの日(2月22日)限定御朱印をいただきに前玉神社を再訪
2020年2月25日、ねこの日限定御朱印を求めて参拝者が殺到してしまい、炎上してしまった行田市の前玉神社を再訪しました。
おっさんは、ねこの日会社が休みでしたが、いくら限定とはいえ何時間も並んでまでゲットしたいとは思いません。まぁ、そもそも並ぶことが嫌いですが…。
神社も、今年は2月20日から27日までの7日間、日付を2月22日に統一して限定御朱印を頒布するなど近隣住民に迷惑をかけまいとしていました。
それでも、平日とはいえ参拝者が絶えず、ただでさえ狭い駐車場は常に満車状態。
このフィーバーは、うれしいのやら悲しいのやら…。
境内で、大勢の参拝者の相手をつとめていたネコさん。疲れるよね~。
昨年までは御朱印帳に記帳していましたが、混雑緩和のために今年から臨時で設置した授与所で、書置きのみの対応となりました。
おっさんは、前玉神社の方を。
特設授与所のテーブルで、すやすや眠っている「きなこ」さん。
人がひっきりなしに来る環境で寝れるなんて、すごい大物だよ。
おっさんが猫だったら、どこかに隠れて出てこないけど。
御朱印だけいただいて帰らずに、ちゃんとお参りしましょう。
小さいですが、とても雰囲気が良いですよ。
浅間神社も忘れずに。
宮司さんに聞きましたら、限定御朱印を7日間にしたことや三連休で参拝者が分散したものの、それでも2月22日には三千人もの人が来たそうです。
来年以降も限定御朱印が続けられますように。
ご覧いただき、ありがとうございました。
前玉神社へのアクセス
秩父長瀞の宝登山神社とロウバイ
関東の駅百選に選定されたレトロな駅舎。
明治44年に開業した当時のまま現存する貴重な木造建築の駅です。
駅前ロータリー。
駅前通りにある大鳥居をくぐって参道を歩いていきます。
途中、気になる建物がありました。
サル劇場です。あいにく臨時休業で中を覗けませんでした。
歩いて10分ほどで到着。
手水舎。
暖冬とはいえ、秩父の朝は冷える。水が凍っていました。
階段を登って社殿へ。
神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと=神武天皇)、大山祇神(おおやまづみのかみ)、火産霊神(ほむすびのかみ)をお祀りしています。
今から1900余年前、景行天皇の御代に、日本武尊が山頂に登る途中、山火事に遭って窮地に陥ったところを飛び込んできて火を消し止めてくれた狼に感謝し、山麓に社殿を建てたことが起源とされます。この伝説から「火止山(ほどさん)」の名が起こり、のちに「寶登山」となりました。
社殿は、本殿、幣殿、拝殿から成る権現造で、随所に彫刻が施されていて美しい。
本殿の裏手には日本武尊が身を清めたという神聖な泉があり、玉垣の隙間から拝見することができます。
境内の摂末社にもお参りしました。
こちらは日本武尊命社。社名のとおり日本武尊をお祀りしています。
藤谷淵神社。
明治まで藤谷淵村(長瀞町)にあった8つの神社を合祀しています。
神楽殿の脇にある水神社。
『宝登山』ということで金運アップのパワースポットでもあります。
天気が良かったので奥宮に足を延ばしてみました!
往路は歩いて山頂を目指しました。
体力に不安がある方もロープウェイがあるので簡単に頂上に行けます。
冬なので安心。道も整備されていて登りやすかったです。
山頂付近。つつじ園の中の階段を登れば、奥宮です。
ようやく到着しました~。50分くらいかかったかな。
小さいけど威厳漂う奥宮。やっぱり雰囲気が違いますね。
狛犬は神使の狼さんです。優しい表情に癒される。
奥宮には社務所兼売店があります。売店では小さな看板犬が参拝客をお出迎え。
寒かったので焚火に当たりながら甘酒をいただきました。
山頂へ。
ここから眺める景色は最高でした。
ちょうどロウバイの時期でしたので、眼下に広がる「ろうばい園」にはたくさんの人が訪れていました。
ロウバイのほのかな甘い香りっていいですね。
帰りはロープウェイで。
せっかく来たので岩畳も見ることに。
初めて訪れましたが、けっこうすごい。
お昼は駅前通りの「有隣」さんで豚みそ丼と昼ビール。
駅からも歩いていける距離ですし、山頂の奥宮にもロープウェイで楽に行くことができます。これからは梅の花が見頃ですし、桜の名所としても有名ですので行楽や観光とともにお参りしてみてはいかがでしょうか。飲食店もそろっているので十分楽しめますよ。
ご覧いただき、ありがとうございました。
宝登山神社へのアクセス
東京都府中市大國魂神社の節分祭に行ってみた
2020年2月3日、府中市の大國魂神社で催された節分祭に行ってきました。
豆まきは11時20分、14時20分、16時20分、18時20分頃の計4回行われます。毎年、有名人が来ていて、今年のゲストは仮面ライダージオウで主演をつとめた奥野壮さんでした。
10時50分頃に会場となる拝殿前へ。
11時。拝殿内で厄除祈願が行われている最中、京王電鉄のマスコットキャラクター「けい太くん」が場をつなぐ。
そして、奥野壮さんが登場!
黄色い歓声があがる!
前に陣取っていた若い女の子たちは開門と同時に来ていたようです。朝早くからご苦労様です。
われわれ一般人でも、授与所で初穂料2,500円の福枡頒布を受けると11時の豆まき式に参加できるようです。機会があれば、こういう舞台にあがってみたいですね。
盛りあがった豆まきが終了。会場には豆の香ばしい香りが漂っていました。
お昼をとり、付近をぶらぶら散策して14時の回へ。
午前と違って午後の豆まき式はゲストが豪華。入場も派手になります。
奥野壮さんに加えて、ミス府中やミスさわやか、東芝とサントリーのラグビー部、明大野球部などの方々が勢ぞろい。
この回は良いポジションを取れたので、けっこう近くで見ることができました。
豆をまく方も取る方も大盛りあがり!!
豆まき式終了後、マスコットキャラクターたちと触れ合うこともできます。
帰り際、神楽殿で行われていた神楽の奉納を見学。
写真撮影でせいいっぱいで豆をゲットできませんでしたが、十分楽しめました。
混雑するので30分から1時間前には会場に入っていた方が良いと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
大國魂神社へのアクセス