中山神社 さいたま市見沼区中川
レイラインで有名なパワースポット中山神社(中氷川神社)へ
5月18日、さいたまスーパーアリーナけやき広場「春のビール祭り」に行く前に、中山神社を訪れました。
グーグルマップで検索すると、さいたま新都心駅からは徒歩44分です。
往復約1時間30分か。この後ビール祭りで地ビールを飲む予定なのでカロリーを消費しておくにはちょうど良い距離かも。
首都高速埼玉新都心線沿いを歩きます。芝川に近づくにつれて、高架下には見沼たんぼ固有の生態系を復元するために整備されたというビオトープがありました。この区画にはキツネやタヌキの他、ホオジロなどの野鳥が多数生息しているそうです。鳥はけっこういましたね。
芝川を渡ると田畑が広がるのどかな風景。
ようやく一の鳥居に到着。
土地勘がないと迷いますね。
形は両部鳥居。幅は狭い。車が通るには厳しいため横に道路が設けられたのでしょうね。
ここから真っ直ぐ進んで第二産業道路を渡ると神社への入口があります。
静かで良い雰囲気の参道ですね。
二の鳥居。
かつては中氷川神社と呼ばれていましたが、明治40年7月、山村神社などを合祀して社名を現在の中山神社に改めました。
中氷川の由来は、見沼に面した高鼻、三室(浦和)、中川の地に氷川社があり、高鼻に鎮座する大宮氷川神社と三室に鎮座する氷川女體神社の中間にあったことから中氷川と名付けられたそうです。
ご祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)。大国主神の異称で、素戔嗚尊と奇稲田姫の子孫です。
この関係から、素戔嗚尊を祀る大宮氷川神社を男体宮、奇稲田姫を祀る女體神社を女体宮、子孫の大己貴命を祀る中山神社を簸王子(ひおうじ)宮とも呼んでいます。
また、この三社は一直線に並んでおり、レイラインとしても有名なパワースポットです。
緑に囲まれた境内はとても静寂でした。何だか心地良い。
こちらの狛犬は雌でしょうか。子供にお乳を飲ませているような感じ。
社殿前にある小さな石碑。「御火塚」と刻まれています。
毎年12月8日に鎮火祭という、炊き終わった炭火の上を素足で渡り無病息災や火難がないよう祈願する神事が行われていましたが、現在は中断されているようです。
こういう伝統行事は残してほしいですね。早く復活してほしいです。
社殿。ちょうど御扉が開けられていましたので中を拝見。
後ろに参拝者が来ていることも気づかず、しばらく見入ってしまいました。
現社殿の裏にある覆屋の中には、奥殿(旧社殿)が保管されています。
社殿の祖形といわれる見世棚造りから流造りに発展していく過渡期の遺構だそうで、室町末期から安土桃山期にかけて建てられた最古の建造物です。
5月4日に女體神社をお参りしたので、いつかはお参りしたいと思っていた神社。規模は小さいながらも良い佇まいの神社でした。
さて、この後は春のビール祭り!お参りしたので美味しいビールが飲めました!
※ビール祭りの後、大宮氷川神社にもお参りしました。
中山神社のアクセス
さいたま新都心駅東口より東武バス「富士見ヶ丘」下車、徒歩2分(片道210円)