陸奥国一の宮 都々古別神社 霜月大祭
陸奥国一の宮、都々古別神社(八槻)へ
12月9日と10日、福島県東白川郡棚倉町にある都々古別神社(つつこわけじんじゃ)を訪れました。
都々古別神社は、陸奥国一の宮でありますが、何と福島県内に同じ社名の神社が三つあり、その三つとも一の宮を称している珍しい神社です。そして、今回訪れた棚倉町には、そのうちの二つがあります。
初日は、「霜月大祭」というお祭りが行われた八槻(やつき)にある都々古別神社へ。
最寄り駅はJR水郡線「近津駅」ですが、おっさんの住んでいるところからだと東北新幹線で「新白河駅」に行き、そこからバスで水郡線の「磐城棚倉駅」に行くのがベストかな。
ということで、大宮駅を8時10分発のやまびこ205号に乗って、まずは新白河に移動しました。
改札を出て、正面出口へ。
階段を降り、ロータリーに出るとバス乗り場があります。9時25分の磐城棚倉方面のバスに乗ります。ちなみに、電子マネーは使えません。現金のみです(運賃は730円)。
※バスの本数が1時間に1本くらいですので、時間を調べて行ってください。
昨夜、雪が降ったようですね。こちらは、南湖公園。
番沢辺り。田んぼも、一面雪で覆われていました。
10時7分、磐城棚倉駅に到着。ここで水郡線に乗って、「近津駅」に向かいます。寒いので、10時32分の電車が来るまで陽が当たる場所で待つことに。
ここも電子マネーは使えませんので、券売機で切符を購入してください。近津駅までは190円です。
10時38分、近津駅に到着しました。
無人駅のため、降りる際は乗務員さんに切符を渡します。
駅前は、こんな感じです。
県道を出て左へ進みます。
交差点を渡って、ファミリーマートを越えると近津川が流れています。
川に架かる近津橋。川の傍にある、あの杜から太鼓の音が聞こえてきました。
やつきさまの霜月大祭の様子
到着しました~。
八槻にある都々古別神社は、通称「やつきさま」と呼ばれています。
このお祭りは、毎年12月の第2土曜、日曜日に行われ、年間最大の神事だそうですが、想像していたより規模が小さい。でも、都会や有名な神社では味わえない、ほのぼのとした雰囲気で、激混みじゃないところがGood!
売られている野菜の量は多くて、安い。
名物の「ゆず」と「しょうが」もありました。
拝殿に到着した頃は、神楽が終了していました。金曜日に近くのホテルか旅館に宿泊しないと無理ですね。
12時20分、投げ餅が行なわれました。お餅の数が少ないので、あっという間に終了。
そして、12時30分、「三春ひょっとこ踊り」が奉納されました。嬉しいことに、我々一般ギャラリーも拝殿内に入って見学することができました。
※撮影はOKですが、拝殿内から本殿を撮影することは厳禁です。
初めて見る「三春ひょっとこ踊り」。郷土芸能なんですかね。曲に合わせてお面や衣裳を変えます。ひげダンスのコミカルな曲も流れましたよ。踊りは、けっこう激しいですね。
フィニッシュは素顔で!いや~、一見の価値ありです!このおばちゃん、すごい!!
この後は、参道でひょっとこ踊りを披露します。息があがっているため、しばらく休憩。
隋神門からスタート。お祭りに来ていた一般のお子さんから選ばれた女の子がお面を付けて、一緒に踊ります。
もう、ノリノリです!
ひょっとこ踊りが終了すると、13時30分からは、地元のダンスサークルのおばちゃん達による、レグダンスの発表会が行なわれました。
規模は小さかったですが、とってもほのぼのとしていて癒されるお祭りでした。三春ひょっとこ踊りは、是非一度ご覧になってください。霜月大祭の2日間披露されます。
都々古別神社(八槻)のアクセス