高麗神社の巫女舞を見てきました
高麗神社の巫女舞
1月14日(日)、埼玉県日高市にある高麗神社を訪ねました。県内に住んでいながら一度もお参りしたことがありませんでしたが、この日、巫女舞が行なわれるというのでこの機会にお参りすることにしました。
主祭神は高麗王若光(こまのこしきじゃっこう)。祖国である高句麗を唐・新羅連合軍に滅ぼされ、帰る国を失ってしまいましたが、そんな逆境にもめげず、霊亀2年(716年)1799人の高句麗人とともにこの地に移住。未開の原野を開拓し、高麗郡の礎を築いた立派な人物です。出世・開運のパワースポットとして有名で、昨年9月20日には天皇、皇后両陛下も参拝に訪れました。
さて、東武東上線の電車に乗ってまずは川越駅へ。ここでJR川越線に乗り換えます。
最寄駅の「高麗川駅」は、川越から5駅目。改札を出ると駅前ロータリーがありますので、この道をまっすぐ進んで行きます。
次に、スーパーマーケットオザムの先にある信号機を渡り右へ進みます。
しばらく歩くと、ローソンの手前に案内標識が。
各所に矢印があるので、たいへん分かりやすいですね。
ここまで来れば、もうすぐですよ。
高麗川に架かる「出世橋」を渡り、道なりに進むと、
高麗神社に到着しました~。まだ正月って感じですね。
第一駐車場にある独特な石柱の将軍標(チャンスン)。朝鮮半島の古い風習で、村の入口に魔除けとして建てられるそうです。
二ノ鳥居をくぐって、手水舎でお清めしてから社殿へ向かいます。
社殿前にある御神門。
御神門にある扁額は是非ご覧になってください。明治33年に参拝した朝鮮王朝の貴族趙重応の筆によるものだそうです。主祭神である高麗王若光の故国高句麗と、後に興った高麗王朝とを区別するために、高と麗の間に句の文字が小さく入れられてあります。
荘厳な雰囲気の現社殿は、昭和9年に造営されたもの。
11時から始まる巫女舞まで時間があったので、境内をぶらぶら。露店も出ていました。
神楽殿。ここで舞が奉納されます。ベンチがあるので座って鑑賞できますよ。
祭祀舞は、午前11時と午後1時の2回行なわれました。まずは、午前11時の巫女舞。
白い衣裳に身をつつんだ3人の巫女さんが登場しました。
優雅な舞を鑑賞できました。
それにしても太陽の光が眩しい!ずっと太陽拳を喰らっている感じだった…。
次に午後1時の巫女舞。
巫女さんが4人になりました。午前とは衣裳も舞の型も違います。
時間がありましたら午前と午後両方見た方が良いですが、午前は逆光がきついので午後の方がおすすめです。巫女舞、是非一度ご覧になってください。
1月の期間中は、御朱印帳に御朱印を書いていただくことができませんので、またの機会に訪れてみたいと思います。
高麗神社へのアクセス