春日山神社と上杉謙信公祭
2018.8.26上杉謙信公祭
今年で93回目を数える上杉謙信公祭を見物するため新潟県上越市に行ってました。
朝から強い陽射し。ホテルから春日山神社まで歩いて50分ほどかかりました。
暑いうえに、春日山城址の入口からの急な坂道がけっこうきつかったです。
もう、全身汗でびしょびしょ。
ようやく謙信公の銅像に辿り着きました。
銅像から奥へ進むと春日山城の本丸跡、右へ行くと春日山神社です。
まずは、春日山神社をお参り。
銅像前にいた観光ボランティアの方とお話ししましたら、今日は涼しい方だとおっしゃっていました。3日前は気温40℃を記録しましたからね。
いや、今日じゃなくて良かった。
お祭り期間中は、春日山城跡の案内を無料でしていますので、ぜひご利用してみて下さい。
春日山神社の御祭神は上杉謙信公。明治34年(1901年)山県県米沢市の上杉神社から分霊されました。
境内は樹木に囲まれていて涼しい。
10時になると、地元の一義会の皆さんによる謙信公の戦勝祈願の儀式「武禘式」と春日・泉翔舞さんの演舞が披露されました。
終了後、春日山を登りました。
山頂の本丸跡。
本丸跡からは、頸城平野や日本海が一望できます。
瓶ビールと「謙信そば」。
ねぎと一緒に添えられていた「かんずり」という香辛料にハマってしまいました。
そばに付けて食べると美味しい。
次に、謙信公が幼少の頃に修行したという林泉寺を訪れました。
本堂では、遠くからですが謙信公の木像を拝見できました。
敷地内にある、謙信公のお墓と川中島戦死者の供養塔をお参り。
14時30分。謙信流陣太鼓が披露され、次いで一義会の皆さんによる出陣報告が本堂前にて行なわれました。
直射日光が当たって暑そう。
出陣報告が終わり、記念撮影のサービス。
上杉謙信公祭のメイン「川中島合戦の再現」がスタート!
お祭りのメインである「川中島合戦の再現」の会場である春日山城史跡広場へ。
有料席のチケットを事前に申し込んでいたので、最前列で見ることができました。
しかも、好きな上杉軍側です。やったね!
当日、特製の手ぬぐいと義の塩というお土産が用意されていました。
午後6時、お祭りのメインである川中島合戦の再現が始まりました。
オープニングは、和太鼓の演奏から。力強い和太鼓の音が鳴り響く。
演奏が終わると、NHK大河ドラマ「風林火山」のテーマにのって武田軍が入場してきました。
総大将・武田信玄を中心に布陣し、上杉軍を待ち構えます。
参加者が少なかったのでしょうか、ちょっと寂しいですね。
続いて、上杉軍が入場。
上杉軍は人数が多い。
日没。
篝火と松明の明かりで良い雰囲気。
さて、まずは武田軍の啄木鳥戦法を見破った上杉軍が攻撃を仕掛けます。
火矢で開戦の合図。
続いて、米沢藩古式砲術保存会による火縄銃。
初めて見ると、その音の大きさにびっくりします。
上杉軍は、車懸りの陣で武田軍に猛攻。危うし武田軍!
軍師山本勘助や武田信繁が討死し劣勢になっていた武田軍でしたが、別働隊の馬場・高坂隊が戦場に駆けつけ、ピンチを救われました。
戦場は敵味方入り混じって混戦状態。
くつろいでいる篝火当番のおじさん達とのギャップが良い。
両軍総力をあげて戦っています。
合戦の再現は約2時間30分くらいでした。
近くで見れたのでたいへん迫力があって見に来た甲斐がありました。
暑かったけど、新潟の夏楽しめました。
上越市の皆さん、ありがとうございました。
春日山神社へのアクセス