備中国一の宮 吉備津神社
桃太郎伝説のモデルの神様を祀る吉備津神社へ
吉備津彦神社から吉備の中山を登り、次に向かったのは吉備津神社です。
吉備の中山から歩いてくると神社の南側、旧社務所門に到着しました。
こちらは裏口なのですね。
道路を岡山方面に向かって歩いていき、駐車場がある正面入口へ。
入口にある大きな石は、矢置岩といいます。
御祭神・大吉備津彦大神が温羅討伐の際、この石に矢を置いたと云われています。
急階段を登って北隋神門へ。
北隋神門は室町時代中期に再建された建物。
屋根が茅葺というのもいいですね。
北隋神門を登るとすぐに拝殿です。
まずは参拝。
そして、唯一の建築様式「比翼入母屋造」、吉備津造とも呼ばれる国宝の社殿。
これを生で見たかったんですよ。いやー、素晴らしい!
吉備津神社の見どころをいくつかご紹介
①リアル招き猫
まず、ひとつめが社務所近くのおみくじ台にいた白猫さんです笑。
※いつもいるとは限りません。
撫でてあげるとすりすりしたり~
カマキリと場所をめぐって戦ったり~
※猫パンチで勝利しました。
参拝に訪れた人たちから可愛がられていました。
御朱印をいただいている際に、巫女さんに聞きましたら野良猫さんとのこと。
②一童社と絵馬の祈願トンネル
本殿左側の階段を登ったところにある、学問と芸能の神様をお祀りしている一童社。
進学を目指す人たちに人気なようで、合格祈願の絵馬がたくさん奉納されていました。
達磨さんも。
③なが~い廻廊
吉備津神社といえば、吉備津造の社殿ともうひとつ、この全長360mにも及ぶ回廊ですよね。
自然の地形そのままに一直線に建てられているそうです。
おっさんは、2往復してしまいました。
④御竈殿
廻廊を南へ下っていく途中にある御竃殿。
建物の中にある竃の下には、大吉備津彦大神によって退治された鬼の首を埋めているという伝承があり、釜の鳴動で吉凶を占う鳴釜神事は古来より全国に知られていて、戦国時代にはあの黒田官兵衛も祈願したそうです。
残念ながら建物の撮影は禁止されております。
訪れたときは、ちょうど扉が開いていて中に入って釜を拝見することができました。
このエリアだけ、独特の空気が感じられました。
帰りは、吉備津駅から。
参道の松並木も雰囲気があって良かったです。
翌日は、石上布都魂神社へ。
続きはまた後ほど。
ご覧いただき、ありがとうございました。
吉備津神社へのアクセス