神社時々ねこ

神社LOVE、猫LOVE。一人旅大好なおっさんの不定期ブログです。

鉢形城跡諏訪神社と寄居北條祭り

5月19日(日)、今年で58回目を迎えた「寄居北條祭り」を観てきました。

場所は、埼玉県大里郡寄居町。最寄駅は東武東上線八高線秩父線の「寄居駅」になります。

このお祭りは、天正18年(1590)豊臣秀吉による小田原征伐で、鉢形城に攻めてきた前田利家上杉景勝等5万の豊臣勢を相手に、わずか3千5百の兵で1ヶ月余り籠城戦を展開した北条氏邦の戦いを、舞台となる玉淀河原で再現したものです。

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本祭会場となる玉淀河原では、9時から特設舞台でアトラクションやショーが行なわれます。その後、武者隊パレード、セレモニーが続き、14時から攻防戦が開始されます。

 

さて、このブログのテーマは神社ですので、まずは鉢形城公園にある諏訪神社に向かいました。

荒川に架かる正喜橋を渡り、鉢形城公園へ。

道を奥へ進んで行くと、三の曲輪と復元された四脚門があります。

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更に奥へ行くと、鳥居が見えました。

「兵力のちがい是非なし鉢形城」…確かに。

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境内へ。

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石段の手前にある御神木のケヤキ

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ひっそりとした境内。遠くからお祭りの音楽が聞こえてくる。

案内板によると諏訪神社は、武州日尾城主の諏訪部遠江守が家老として出仕したときに、守護氏神として信州諏訪神社から分祀したと伝えられています。

豊臣軍との戦いで降伏開城すると北条氏の家臣たちが離れていき、人々も少なくなりましたが、城下の立原の人たちは鎮守様と崇敬し、館の跡を社地として神社を建立しました。本殿は宝暦年間、その他の建造物は天保年間に造営されたそうです。

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勧請した信州諏訪神社の遥拝所でしょうか。

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二の曲輪には稲荷神社がありましたので、こちらもお参りしました。

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11時を過ぎたので、北條食の陣の会場である市街地太子様駐車場へ足を運びました。

玉淀河原に行く途中にあります。

すでに大勢の人で賑わっていました。おっさんは、しゃも焼きをおつまみに昼ビール。

会場は、北条氏ゆかりのご当地グルメの屋台が出ていて寄居町の戦国ハ―ぶ~丼や東松山のみそだれやきとり、三島コロッケなどおいしそうな食べ物がありました。

テーブルがすぐに満席になりますので、座りたい方は早目に行った方が良いですね。

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暑いので近くのスーパーで麦茶とアイスを買って玉淀河原へ。

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上州真田武将隊によるパフォーマンス。盛り上がっていました。

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午後になって甲冑を着た武者たちが集結。各市長や議員さんたち関係者の紹介と挨拶によるなが~いセレモニーが終わり、ようやく14時頃に攻防戦が始まりました。

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大砲は轟音が響き、大変迫力がありました。

最後は敵味方集まって大団円で終了。

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暑い中、お疲れ様でした。

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せっかくなので川に入ってみました。冷たくて気持ちいい。

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鉢形城公園には歴史館があり、200円で館内を見学することができます。常設展示室には250分の1の鉢形城復元模型や、鉢形城北条氏邦についてまとめられた映像を見ることができますので、歴史に興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

諏訪神社へのアクセス

東武東上線・JR八高線秩父鉄道寄居駅」より徒歩25分