千葉市中央区蘇我に鎮座する蘇我比咩神社を訪れました
安房小湊に一泊した翌日、自宅へ帰る途中で蘇我比咩神社をお参りしました。
最寄りの蘇我駅は、ジェフユナイテッド市原・千葉のホームタウン。
午後2時近く。外はうだるような暑さ。
駅から歩いて15分ほどでしたが、猛暑のなかを歩くのはけっこうシンドイ…。
汗が止まらない。
境内では何か工事をしているようです。
手水舎には立派な彫刻が。近くにあった八幡神社が解体を余儀なくされ、譲り受けたものとのこと。
柄杓がなかったので、そのまま社殿へ向かいました。
拝殿。裏に回って本殿を拝見しようとしましたが、工事でショベルカーが行き来していたため出来ませんでした。
蘇我比咩神社の由緒
創建年代は不詳。社伝によれば、日本武尊が東征の際、船で千葉沖に差しかかったとき暴風雨に襲われ沈没の危険にあったため、龍神の怒りを鎮めようと弟橘姫と付き従ってきた5人の姫たちが海中に身を投じました。その身を投じた5人中に蘇我大臣の娘の蘇我比咩がおり、海岸に打ち上げられていたところを里人の手厚い看護によって蘇生し、都に帰ることができました。また、里人たちは日本武尊が帰途中に亡くなったことを聞き、霊を慰めるために社を建てて祀りました。
この行為に深く感激した第十五代応神天皇は、蘇我一族をこの周辺の国造として派遣しました。蘇我一族は、信仰している春日大社と比咩神社の両社を勧請し、蘇我比咩神社を建立したと伝えられています。
天正19年(1591年)には徳川家康から10石を拝領、明治5年には郷社に列格していました。
ご祭神
蘇我比咩大神と千代春稲荷大神を主祭神とし、天照皇大御神、春日大明神、八幡神を配祀しています。
社殿の前にある御神木。
境内末社の大山阿利夫神社と大三輪神社。
こちらの狛犬は顔が破損している。戦争の爆撃で破損したとのことです。
御朱印
御朱印は、日付けと朱印のみとなっています。初穂料は特に決まっていません。
宮司さんの奥さんと思われる方とお話しして、埼玉の川越方面から来たことを伝えると保冷パックをいただきました。ありがとうございました。
ご覧いただき、ありがとうございました。