忍者がひそむ金沢ひがし茶屋街の宇多須神社を訪れる
2019年12月28日、帰りの新幹線の時間まで「ひがし茶屋街」を散策しながら宇多須神社へ。
宇多須神社は、明治6年に尾山神社が建立されるまで藩祖前田利家公を祀る卯辰八幡宮として歴代藩主から篤く崇敬されてきました。現社名になったのは明治34年(1901年)で、卯辰山の古名が宇多須山ということから。
創建は養老2年(718年)、浅野川の川辺の小丘から掘り出された古鏡の裏面に卯と辰の紋様があったので卯辰神として祀ったのが始まりとされ、当初は多門天社と称していたようです。
狛犬さんにご挨拶。
境内は新年を迎える装い。もう年の瀬なんだな~。
手水舎も。
社殿は立派で風格が感じられます。
境内には忍者がいますので探してみてください。
見れたらラッキーかも?猫の忍者。
最後は、境内奥にある五代藩主綱紀公の病を治した「利常公酒湯の井戸」へ。
お参りした日はひっそりとしていましたが、2月3日の節分祭では、ひがし茶屋街の芸妓さんたちの踊りの奉納や豆まき、樽酒が振る舞われるなど住民や観光客で賑わうそうです。機会があれば、一度見てみたいですね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
宇多須神社へのアクセス
金沢周遊バスまたは北鉄バス「橋場町」バス停から徒歩約8分