伊豆国一の宮 三嶋大社
全国一の宮めぐりで静岡県三島市の三嶋大社へ
連休がとれたので一泊二日で静岡県三島市へ。1日目は、伊豆国一の宮である三嶋大社をお参りしました。
新幹線を使わず、普通電車を乗り継いでの旅。早朝、自宅を出発して約4時間、ようやく三嶋大社に到着しました!
いい雰囲気です。眠気、すっ飛んじゃいました!
大鳥居をくぐると、たたり石と呼ばれる大きな石がありました。
昔は、大社前旧東海道の中央にあり、行き交う人の流れを整理する役目を果たしていました。「たたり」は、糸の縺れを防ぐ道具であり、整理を意味する語でありましたが、後に街道の往来が頻繁になり、石を取り除こうとする度に災いがあったといわれ、「崇り」に置き換えられたようです。
参道の入口には、縁起が良いといわれている相生松が植えられています。
この場所は、源氏再興を祈願し、毎暁蛙島より日参する源頼朝を安達藤九郎盛長が警護していた場所として伝えられています。
参道途中。北條政子が勧請したと伝えられている厳島神社。
天気が良いので亀が甲羅干し。岩場が少ないので亀密度が高い。
昭和6年に竣功された総門。
初めて台湾檜が使用されたそうです。昭和の神社建築の代表的建物のひとつ。
総門を通り抜け、奥へ進むと神門があります。この先は本殿です。
拝殿。まずは参拝します。
弊殿と本殿。
参拝後は、御朱印をいただきに社務所へ。初穂料は300円でした。
客殿と社務所に続く回廊はすばらしい。
社務所と客殿の前に流れる川。水が澄んでいてとても綺麗でした。
客殿側にひっそりと佇む祠。水神様をお祀りしています。
お水をいただくことができますよ。
三嶋大社の鹿園は猫スポットでもあった!
境内を散策しながら鹿園を訪れました。
たくさんの鹿が飼われています。正直、においがきつい…。
こんな注意書きが。鶏や猫を捨てる人って、いるんですかね?
園内には、鹿と一緒に鶏が数羽飼われています。まさか、捨て鶏ではないですよね。
猫さん発見。飼育員にごはんをおねだりしていました。
伊豆魂神社の近くにも猫さんが。
そして、夕方に再度訪れてみると…
猫さんが増えていました。
鹿園から宝物館に移動してきた白猫さん。ここで日向ぼっこしようとしていましたが。
ハトの群れに邪魔されてしまいました。
で、向かった先は、芸能殿!
あの~、上がっちゃダメなんですけど。
爪砥ぎしないでくださいね。
三嶋大社、まさかの猫神社だったとは。
初めて訪れた三島市。源兵衛川をはじめ水がとてもきれいで癒やされました。
<アクセス> JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」より徒歩15分
埼玉県富士見市諏訪の氷川神社で猫に癒される
休日、散歩がてら久々に埼玉県富士見市諏訪にある氷川神社を訪れました。この神社には猫たちが住み着いていて、ちょっとした癒しスポットになっております。
新緑の季節ですね。葉が生い茂り、自然のパワーが漲っいます。
狛犬といえば台座に座っているのが多いのですが、ここの神社の狛犬は躍動感があります。
拝殿。たまに猫さんが涼んでいたりしますよ。
手水舎と神楽殿。
以前は、猫さんたちのためにベンチに毛布や座布団が敷かれていました。
今は、神楽殿の裏に移されました。猫さんたち、気持ち良さそうに寝ていますね~。毛布やタオルなどは、お世話をしている方が定期的に取り替えているようです。
人馴れしていますが、お触りNGな猫もいますので注意してください。
時間があったので緑の散歩道へ。
休憩するところもありますが、暑くなると蚊の大群に襲われます。去年の夏、大変な目に会いました。
奥の方には川が流れており蛍の幼虫が放流されています。
ところどころに湧水が見られました。
さらに森の奥へ。奥の方に行くのは初めて。
う~ん、特に何も無かった。
左側の階段を登ると原っぱに出ました。ここにも猫さんが何匹かいます。ちょうどお婆さんがいて猫さんを撫でていました。猫さん、気持ち良~く寝ていたので写真を撮るのは止めました。
神社に戻ると、銀杏の木の下でお昼寝していました。
2匹とも適度に距離を取っている。
2年前の冬は、こんな温まるシーンが見られました。
ありがとう、猫さんたち。また、癒されに来ます。
※お世話をしている方がおりますので、エサやりは控えてください。また、過度な接触は猫にストレスを与えますのでご配慮をお願いいたします。
諏訪氷川神社へのアクセス
東武東上線「鶴瀬駅」より徒歩15分
秦神社 長宗我部元親を祀る神社
四国の覇者長宗我部元親のお墓参りの後、秦神社へ
4月24日、高知旅行2日目。若宮八幡宮の次は、長宗我部元親公が眠るお墓と、御祭神としてお祀りしている秦神社を訪れました。
民家の間の路地を奥に進んで行きます。
途中、愛馬内記黒の塚がありました。豊臣秀吉から拝領したという名馬で、「土佐日記」では島津軍との戸次川の合戦で窮地に陥った元親を乗せて命を救ったという逸話が残されています。
この石段を登った先に元親公のお墓があります。
その前に、浦戸一揆で戦死した家臣を祀る塚にお祈りを。
元親公のお墓です。
この頃になると雨足が強くなってきました。お参りした後は、秦神社へ。
長宗我部元親を祀る秦神社
秦神社は、元親公の菩提寺であった雪蹊寺が明治の廃仏毀釈によって一時廃寺となったため、明治4年4月7日に建立されました。
隣接する雪蹊寺は、四国八十八ヶ所霊場のひとつであるので雨天でも訪れる人がいましたが、秦神社は自分だけ。
参道の奥に社殿が見えます。
なかなか、良い佇まいです。
戦国時代好きのおっさんは、何といっても長宗我部派。
参拝して、長宗我部家最後の当主である盛親公慰霊の碑へ。
真田丸で、阿南健治さんが演じた盛親公を思い出してしまった。いいキャラだったよな~。
運良く社務所で御朱印をいただくことができました。こちらは、幕末に活躍した画家、河田小龍が彫った貴重な御朱印です。持たせていただきましたが、ずっしりと重い。
雨の中、来た甲斐がありました。
この日の最後は、岡豊城跡に建つ高知県立歴史民俗資料館へ。
元親公格好いい!
幕末維新博に合わせ建てられた櫓に登りました。
櫓からの展望。
資料館でミレービスケットをいただきました。
5月19日には長宗我部フェス、20日には若宮八幡宮で長宗我部まつりが開催されるようです。
一度見てみたいな。今回は都合がつきませんが、来年以降日程を合わせてまた高知に訪れたい。
ご覧いただき、ありがとうございました。
秦神社
<創建年代> 明治4年4月7日
<御祭神> 長宗我部元親霊
<アクセス> とさでん交通「長浜営業所」より徒歩2分
若宮八幡宮 長宗我部元親ゆかりの神社
高知県2日目、長宗我部元親ゆかりの地をめぐる
4月24日、朝からあいにくの雨。しかも本降りでした。桂浜を諦め、戦国大名長宗我部元親ゆかりの地をめぐることに。
土佐の豪族本山氏の支城、長浜城攻めで初陣となった元親が戦勝を祈願し見事勝利を収め、以来、戦のたびに戦勝祈願が行なわれるようになりました。
若宮八幡宮の鳥居。
元親によって撤去され、明治3年に再建されるまで約280年鳥居がなかったそうです。
説明書きによれば、豊臣秀吉の軍門に降った元親が、九州の島津攻めの先鋒として出陣する際、軍旗が鳥居の笠木にかかり墜落。周囲が不吉として出陣を見合わせようとするも、逆に元親は、敵を笠にかけて討つの吉兆であると言って九州に出陣しました。結果は、皆さんご存知の通り、豊後の戸次川で島津軍に大惨敗。嫡男信親以下700余名の将兵を失ってしまいました。帰国した元親は、不詳の鳥居として取り払い、海に流したといわれています。
若宮八幡宮の手水鉢。長宗我部家の家紋ですかね。
社殿は、出蜻蛉式と呼ばれる独特の建築様式。
参拝を終え、境内を散策しました。
摂末社の隼人社。
勝負事と首から上の病治癒に御利益があるそうです。
願いがかなうとお礼として穴の開いた石を奉納するようですね。こんなにたくさんありました。
長宗我部元親を大河ドラマにしようと活動されているようです。実現すると良いですね。
この後は、お墓と長宗我部元親をお祀りしている秦神社へ。
ご覧いただき、ありがとうごいざいました。
<創建年代> 文治元年(1185年)12月30日
<アクセス> とさでん交通バス「南海中学校通」より
徒歩8分
土佐国一の宮 土佐神社
全国一の宮巡り 高知県土佐神社へ
4月23日から25日、2泊3日で高知県へ行ってきました。
駅から歩いて20分程で到着しました。
入口にある楼門は、寛永八年(1631年)、二代藩主山内忠義公によって建立されたもの。
楼門をくぐり、真っ直ぐに伸びる長い参道を通ります。
静かで良い雰囲気が漂っている。
正面にある拝殿。
拝殿は上がることができるようです。地元の方が上がって参拝していましたので、おっさんも上がらせていただきました。
事代主神社の脇を抜け、しなねの森にて森林浴。
本殿の後ろにある大杉。
本殿後方北東にある末社神明宮。伊勢神宮の遥拝所だったようです。
神明宮入口の側にある「つぶて石」。
本殿東へ。清掃中お邪魔します。
輪抜け祓所。本殿西北方にあった樹齢八百年程の御神木の杉の木が倒木の恐れがあったため伐採し、根元部分を奉斎したものだそうです。
図の順番通りにくぐると御神徳を授かることができるそうですよ。
放生池にある厳島神社。
最後は、太鼓楼を拝見。こちらも二代藩主山内忠義公によって建立されました。
安兵衛の「餃子」とやいろ亭の「カツオのたたき」でビールとハイボールを。
本場のカツオのたたきはレベルが違う!
2日目は、長宗我部元親ゆかりの神社めぐり。こちらは、また後程。
ご覧いただき、ありがとうございました。
<創建年代> 天武天皇四年(675年)
はんなさまの祭りと榛名神社 埼玉県富士見市
富士見市勝瀬の榛名神社『はんなさまの祭り』に行ってみた
毎年4月10日に行なわれている榛名神社の例大祭『はんなさまの祭り』に行ってきました。
お祭りは日中に行なわれます。御神輿はありませんが、地元の勝瀬囃子保存会による勝瀬囃子や里神楽が奉納され、植木市や露店が出店していました。
普段は、あまり人気がないのに、たくさんの人が集まっている。お祭りっていいですね。
はんな様も喜んでいますよね。
お祭り当日と普段の日ってこんなに違うんです
まずは参道から。
普段はこんな感じなのですが…
お祭りの日になるとがらっと変わります。
お昼を過ぎると、学校を終えた子供たちが集まってきました。
境内も…
何もない庭も…
植木市や露店が並んで賑わっています。
竹細工なども売っていました。
社殿もお祭りの装い。
舞殿では、里神楽が奉納されました。
設置された屋台では、勝瀬囃子保存会による囃子が奉納。
獅子舞の他にもおかめやひょっとこの踊りがありました。
午後になると近くの幼稚園の園児たちが見学に来ました。園児たちのアンコールに応えてもう一度踊ります(笑)。
富士見市のホームページによると、この勝瀬囃子は、明治時代初めにさいたま市大久保領家から伝えられ、踊りは羽沢の神楽師斉藤太夫から教えられたといわれています。屋台で囃子を行うのが特徴で、昇り調子で歯切れが良く聞いていて景気がいいためケンカ囃子と言われた古い囃子だそうです。
昔懐かしいお祭りの雰囲気を味えました。ふらっと寄ってみるのも良いですよ。
毎年4月10日 開催
やっぱり天下の奇祭だった!初めて見た田縣神社豊年祭
天下の奇祭『豊年祭』とは
豊年祭とは毎年3月15日に新しく作った檜製の直径60cm、長さ2m余りの男性のシンボルを、その年の厄男達が御輿に担いで神社に奉納し、五穀豊穣、万物育成、子孫繁栄を祈願するお祭りです。
豊年祭に先立ち、2月20日には当日奉仕する5人衆と綱持をくじ引きで選びます。応募者は何人いるのか分かりませんが、今年選ばれた方を見ると大阪や奈良県、岐阜県など地元以外の方もおり、県外から応募してくる人がいるほど人気なのでしょうね。
そして3月3日には、豊年祭に供えられる男性のシンボルを彫り上げる斧入の儀式が執り行われます。
豊年祭の日程
2018年豊年祭の日程は、次の通りでした。
①11時 田縣神社で厄男の厄祓い祭斎行
②13時 神明社で御前祭斎行
③14時 豊年祭行列神明社出発
④15時 例大祭斎行
⑤15時30分 豊年祭行列、田縣神社到着
⑥16時 餅投げ行事
まずは、スタート地点となる神明社を訪れました。神事は午後1時からですので、午前中はそれほど混雑していませんでした。写真も余裕で撮影できます。
社殿の前には、お御輿が3基並んでいました。中でも、ひと際異彩を放っていたのが、この男茎形の御神輿。
あれ?社殿のところに、五体のこけしさん?
いや、ち〇こでした(笑)。
この後、くじ引きで選出された五人の幸運の女神に抱きかかえられて田縣神社まで運ばれます。
御神輿の出発まで時間があるので、田縣神社へ。
境内には露店が出ていてけっこう賑わっています。
豊年祭名物!ち〇こグルメを堪能しよう!
はい、いきなりきちゃいました!珍宝焼!
当然、他にも、ち〇この形をした食べ物を売っている露店がありますよ。
お隣りの露店のバナナチョコ。豊年祭では、これが普通なんですかね。
思わず買っちゃいました。
先端部分には爪楊枝が入っているので注意してください。こちらは玉なしバージョンでしたが、別の露店には玉ありバージョンのバナナチョコがあります。
出店している露店の中でも特に人気なのが、こちらの「珍呆参」。お昼時になると混雑するので、午前中に買うことをおすすめします。
商品もお店の人も強烈な個性です。
珍呆参の中身はあんこかと思いきや、ウィンナーソーセージでした。
境内の一角には、こんなグッズも。一体、誰が買うのだろうか。
人だかりができていて写真を撮るのを控えましたが、ち〇この形をした飴も売られていました。もう、女性に人気でしたね。
お隣りのスーパー「ナフコ不二屋」さん。
駐車場は開放されていて、青空の下、皆さん飲食を楽しんでいました。
ビールなどのお酒はここで買った方がお得ですよ。おっさんは、珍呆参をつまみながら地ビールを飲みました。
店内の売店には名物のち〇こ飴があります。お祭り当日には完売してしまいますので、早目にゲットしてください。
いよいよ天下の奇祭『豊年祭』スタート
午後1時近くになるにつれ、神明社には続々と人が集まってきました。
幟に描かれたこの絵。すごいリアル。
くじ引きで選ばれた五人衆と綱持の女性が登場。
皆さん、撮影に殺到。場所取りが大変です。
御神輿を担ぐ厄男の方たちも入場してきました。
天狗さんも登場。
外国人に人気でした。
午後1時。御前祭が執行されました。この後、神職さんや総代さん、厄男の方々は神明社の社殿内へ入っていきました。
いよいよ神明社から御神輿が出発します。
ここで初心者にとってアクシデントが。御神輿がある境内はロープが張られ、関係者以外はロープの外に出なければなりませんでした。おっさんと同じく初めて見物する人たちは境内に残ってしまっていて、ロープの外に出ようにも人の壁がすごくて出られない!(焦)
500m程走ってようやく出ることができました。
仕方なく到着地の田縣神社へ向かいましたが、鳥居や社殿の近くはものすごい人でしたので、まだ人が少なかった神社の脇の道路で見物することに。
豊年祭行列
豊年祭行列の様子です。先導は猿田彦が務めます。
振舞い酒もあります。1杯だけいただきました。
縁起物の「こけしさん」を触らせてもらえますよ。
御神輿が到着する社殿前は人で溢れています。
メインの大男茎御輿が入ってくると歓声があがります。
くるくる回ります。サービス精神旺盛(笑)
海外の人たちに大うけでした。
午後4時。餅投げ行事が始まりました。
皆さん、大興奮。場内はすごい人数なので、落ちた餅は拾わないように。踏みつけられます。
初めて見物した豊年祭。やっぱり天下の奇祭でした。とっても面白い。来年もぜひ来たいですね。興味を持たれた方は、一度見てください。
田縣神社隣りのスーパーナフコ不二屋さんでしか売っていないお土産もおすすめです。ち〇こ飴は売り切れていましたので、おちんちんチョコを購入しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
田縣神社豊年祭
毎年3月15日開催