大宮氷川神社 大湯祭前斎
12月9日、大宮氷川神社で行なわれた大湯祭の前斎に行ってきました。
大湯祭の本祭は12月10日。
十日市(とうかまち)といわれるこの日には、境内や参道に熊手や神棚など、いろいろな露店が並びます。露店の数は、何と約2000軒もあるそうです。
訪れたのは、午後7時30分頃。
二の鳥居付近。屋台の明かりが見えてきました。
思ったより人は少なく、スムーズに通れました。
閉まっている露店もちらほら。
本番は明日ですもんね。
境内には、たくさんの熊手を売っている露店が並んでいました。
参道に比べ、こちらは多少賑わっていました。
沢山飾られた熊手、壮観です。
熊手を購入した方への威勢の良い手締めと拍手が響いていました。
午後7時30分から焚かれるかがり火。
この火に当たると無病息災、火防の御神徳にあずかるそうです。
楼門前に来ました。
手水舎で手と口を清め、楼門をくぐります。
午後8時。祓殿から太鼓の音が鳴り響きました。
白装束に身を包んだ神主さん達が提灯をもって整列しています。
これから拝殿へと向かいます。
本殿の扉が開き、お供え物が次々と運ばれていきます。
儀式は約1時間近く続きましたが、寒さを忘れるほど目の前で行なわれている厳粛な儀式に魅入ってしまいました。
この日は、けっこう冷え込みました。
見物している人からは、あのスーツの人たちは寒くて大変だなという声が…同感。
儀式が終わると一部の照明を除いて明かりが消され、見物人も解散しました。
静寂となった境内をしばらく散策。
こちらは舞殿。
楼門。
幻想的な風景。
帰り道。神池に掛かる橋から。
露店はまだまだ営業しています。
身体が冷えてしまったので、三の鳥居近くの露店で甘酒をいただきました。
お婆ちゃん、御馳走さまでした。
美味しかったです。身体も温まりました。
他にも大判焼きや焼きそば、焼き鳥などいろいろな屋台がありました。
昼間ならば食べていたのですが、遅い時間の食事は控えているので誘惑に我慢しつつ、無事帰宅しました。
大宮氷川神社・大湯祭。今回は前斎でしたが、本殿で行なわれる儀式は一度観た方が良いですよ。
次回は、本祭と後斎に行ってみたいな。
それでは、また。