上野国一の宮 一之宮貫前神社
全国一の宮めぐりで一之宮貫前神社を参拝
11月9日、群馬県富岡市の一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)をお参りしました。
ちなみに、上州電鉄は電子マネーが使えませんので券売機か窓口で切符を購入しなくてはなりません。上州一ノ宮駅までは片道900円でした。
おっさんが着いたときは、駅員がいない時間帯でした。先頭車両の最前部ドアで運転士さんに切符を渡して電車を降りました。
駅から歩いて約15分程で参道の入口に到着。
全国にも珍しい “登って、下る” 参道
貫前神社の代名詞ともいえる“登って、下る”参道。
まずは表参道の石段を登ります。
鳥居をくぐって、次は下り参道へ向かいました。
下り参道前にある総門。
総門をくぐると、下り参道!!!
これですよね!いや、素晴らしいーーー!
下から見るとこんな感じです。
一之宮貫前神社の由緒
【祭 神】
経津主神(ふつぬしのかみ)武甕槌神と共に神話の国譲りで活躍。物部氏の氏神。
姫大神(ひめおおかみ) 綾女庄の神で養蚕機織りの守護神。
【由 緒】
社伝によれば、物部姓磯部氏が氏神である経津主神を蓬が丘綾女谷に社を定めてお祀りしたのが始まりで、安閑天皇元年(531年)の3月15日と云われている。醍醐天皇の頃の『延喜式』には名神大社に列せられ、上野国一の宮として朝廷や民間から崇敬を集めました。
本殿はじめ拝殿、楼門、東西回廊は、三代将軍徳川家光の命により寛永十二年(1635年)に造営されたもの。本殿は、単層二階建ての「貫前造」という独特の建築様式と「雷神小窓」と称される小窓があります。
御朱印をいただいて、境内を散策しました。
本殿の奥にある摂社の抜鉾若御子神社。
樹齢千二百年と伝わる藤太杉。藤原秀郷が平将門征伐の折に参詣したときに、歳の数の三十六本の杉苗を奉納したうちの一本だそうです。
秀郷は、俵藤太(たわらのとうた)という異名を持ち、ムカデ退治の物語の主人公であります。
下り参道の途中にある末社の月読神社。
境内には銀杏やスダジイなどのりっぱな木があります。
中央の社が日枝神社。現社殿は、寛永十二年以前の旧本社の本殿を移築したと伝えられています。
雨が降ったり止んだりと落ち着かない天気にもかかわらず、七五三詣の参拝者で境内は賑わっていました。
全国的にも珍しい登って下る参道を有する一之宮貫前神社、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ご覧いただき、ありがとうございました。
一之宮貫前神社神社へのアクセス
上州電鉄「上州一ノ宮駅」より徒歩15分