静岡県熱海市の伊豆山神社を訪れました
散歩がてら熱海駅まで歩くことに。
平和通り名店街。五月みどりの店の広告が目立ちます!
平日にもかかわらず、けっこう人がいました。
リニューアルしてきれいになったラスカ熱海。観光客で随分賑わっていました。
伊豆山神社へはバスで。奥の方にバス乗場があります。
伊豆山神社行きのバスは4番乗場。運賃は190円でした。
約11分ほどで到着しました。
そして、参道はいきなりの階段!
本当は、ずっと下にある伊豆山浜が参道の起点ですが、時間がないためバス停から。
起点から階段の数は837段あるとのこと。夏は汗だくですな。
途中にある末社役小角社。伊豆大島に配流となったとき、ここで修行したと伝えられています。
祈願すると足腰が強くなるという信仰があるそうですが、こんな階段を昇り降りすれば当然足腰が強くなりますよね。
階段を登り、境内へ。境内はこんな感じ。
こちらが手水舎。紅白二体の龍の吐き水がある。
この二龍は温泉の守護神といわれ、赤い龍は火を、白い龍は水を表し、火と水の力で温泉を生み出しているとされています。
見ていると、何だかおめでたい気分になります。
伊豆山神社は、伊豆大神(正天忍穂耳尊)、拷幡千千姫尊、瓊瓊杵尊を御祭神としています。
創建年代は不詳ですが、「走湯山縁起」によれば、応神天皇の御代に相模国大磯の海に神像が出現し、仁徳天王の御代に伊豆大神が日金山に飛来し祀られたとされます。
鎌倉幕府を開いた源頼朝や北条政子から厚い信仰を集め、後北条氏や徳川将軍家からも崇敬されました。
社殿は彫刻を施されていて華やかで素晴らしいです。
参拝後は境内を散策。御神木の前にハートのオブジェ。
パワースポットの光石。
道祖神(猿田彦大神と天宇受売命)とともに来た神様の降り立つ石。参拝した皆さん、ここに腰かけていましたので、おっさんも。
パワー受け取ることができたかな?
本殿脇にある白山社遥拝所。
ここから本宮に行くことができますが、時間が無いので断念。
神社からは海を一望することができます。
いい気分転換になりました。
ラスカ熱海、伊豆吉匠の鯵のから揚げをつまみにお疲れさんビール。
熱海に訪れた際は、ぜひ伊豆山神社をお参りしてみては。
837段の階段を登って本宮に参拝した後、ゆっくり温泉に浸かるのも良いですね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
伊豆山神社へのアクセス
熱海のパワースポット来宮神社を訪れました
向かった先は、来宮神社。
ちなみに、来宮駅はパスモなど電子マネーが使えません。熱海駅で切符を購入してください。
さて、駅を出て左へ。熱海駅方面に歩いて行きます。この角を曲がるとトンネルが。
トンネルを抜けると、すぐに来宮神社の鳥居が見えました。
きれいに整備された石畳の参道。
来宮神社は、日本武尊、五十猛命(いたけるのみこと)、大己貴命の三柱を主祭神としてお祀りしています。
創建年代は不明。古くから来宮大明神と称し、熱海郷の地主神であり、伊豆の来宮の地に鎮座。延喜式には阿豆佐別神社の社名で記載されていました。
征夷大将軍坂上田村麻呂は戦勝を祈願し、各地に御分霊を祀ったとも伝えられ、全国四十四社ある来宮神社の総社として信仰を集めています。
境内の庭に、落ち葉を集めて作ったハートの絵文字が。普通なら掃除して捨ててしまうんですが、良いアイデアですね。大坂城も、外国人観光客向けに落ち葉を集めてメッセージを書いていました。外国人に受けていましたね。
御朱印は、こちらの参集殿でいただくことができます。
新しい建物なので中はたいへんきれいでした。トイレもすごくきれいでしたよ。
そして、お洒落なカフェも併設されています。
まだ開店時間前でしたので利用できず。残念~。
御朱印をいただいた後は、本殿の奥にある天然記念物の「大楠」へ向かいました。
本殿脇の通路の先にある暖簾をくぐると、
天然記念物の大楠が現れました。樹齢二千年とも言われておりますが、いまだ生命力が漲っています。
鳥居の正面にもありましたが、こうした撮影スポットには自撮用のカメラスタンドが設置されています。これもなかなかのアイデア。
大楠の周りは通路が設けられていて、回遊できるようになっています。
杜は自然豊かで癒やされます。
大楠を間近で見ることができます。パワーいただけたかな?
帰りは、カフェの屋上の大楠参道から。
そして、参道途中にある第二大楠に寄りました。
第二大楠。こちらも歴史を感じさせる存在感。
幹の根元には祠が。夜はライトアップされるんでしょうね。
最後は、稲荷神社。
キツネさんが良い雰囲気なんですよ~。
来宮神社、とても居心地の良い神社でした。皆さんもぜひお参りしてみては。
ご覧いただき、ありがとうございました。
来宮神社へのアクセス
伊豆国一の宮 三嶋大社
全国一の宮めぐりで静岡県三島市の三嶋大社へ
連休がとれたので一泊二日で静岡県三島市へ。1日目は、伊豆国一の宮である三嶋大社をお参りしました。
新幹線を使わず、普通電車を乗り継いでの旅。早朝、自宅を出発して約4時間、ようやく三嶋大社に到着しました!
いい雰囲気です。眠気、すっ飛んじゃいました!
大鳥居をくぐると、たたり石と呼ばれる大きな石がありました。
昔は、大社前旧東海道の中央にあり、行き交う人の流れを整理する役目を果たしていました。「たたり」は、糸の縺れを防ぐ道具であり、整理を意味する語でありましたが、後に街道の往来が頻繁になり、石を取り除こうとする度に災いがあったといわれ、「崇り」に置き換えられたようです。
参道の入口には、縁起が良いといわれている相生松が植えられています。
この場所は、源氏再興を祈願し、毎暁蛙島より日参する源頼朝を安達藤九郎盛長が警護していた場所として伝えられています。
参道途中。北條政子が勧請したと伝えられている厳島神社。
天気が良いので亀が甲羅干し。岩場が少ないので亀密度が高い。
昭和6年に竣功された総門。
初めて台湾檜が使用されたそうです。昭和の神社建築の代表的建物のひとつ。
総門を通り抜け、奥へ進むと神門があります。この先は本殿です。
拝殿。まずは参拝します。
弊殿と本殿。
参拝後は、御朱印をいただきに社務所へ。初穂料は300円でした。
客殿と社務所に続く回廊はすばらしい。
社務所と客殿の前に流れる川。水が澄んでいてとても綺麗でした。
客殿側にひっそりと佇む祠。水神様をお祀りしています。
お水をいただくことができますよ。
三嶋大社の鹿園は猫スポットでもあった!
境内を散策しながら鹿園を訪れました。
たくさんの鹿が飼われています。正直、においがきつい…。
こんな注意書きが。鶏や猫を捨てる人って、いるんですかね?
園内には、鹿と一緒に鶏が数羽飼われています。まさか、捨て鶏ではないですよね。
猫さん発見。飼育員にごはんをおねだりしていました。
伊豆魂神社の近くにも猫さんが。
そして、夕方に再度訪れてみると…
猫さんが増えていました。
鹿園から宝物館に移動してきた白猫さん。ここで日向ぼっこしようとしていましたが。
ハトの群れに邪魔されてしまいました。
で、向かった先は、芸能殿!
あの~、上がっちゃダメなんですけど。
爪砥ぎしないでくださいね。
三嶋大社、まさかの猫神社だったとは。
初めて訪れた三島市。源兵衛川をはじめ水がとてもきれいで癒やされました。
<アクセス> JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」より徒歩15分
埼玉県富士見市諏訪の氷川神社で猫に癒される
休日、散歩がてら久々に埼玉県富士見市諏訪にある氷川神社を訪れました。この神社には猫たちが住み着いていて、ちょっとした癒しスポットになっております。
新緑の季節ですね。葉が生い茂り、自然のパワーが漲っいます。
狛犬といえば台座に座っているのが多いのですが、ここの神社の狛犬は躍動感があります。
拝殿。たまに猫さんが涼んでいたりしますよ。
手水舎と神楽殿。
以前は、猫さんたちのためにベンチに毛布や座布団が敷かれていました。
今は、神楽殿の裏に移されました。猫さんたち、気持ち良さそうに寝ていますね~。毛布やタオルなどは、お世話をしている方が定期的に取り替えているようです。
人馴れしていますが、お触りNGな猫もいますので注意してください。
時間があったので緑の散歩道へ。
休憩するところもありますが、暑くなると蚊の大群に襲われます。去年の夏、大変な目に会いました。
奥の方には川が流れており蛍の幼虫が放流されています。
ところどころに湧水が見られました。
さらに森の奥へ。奥の方に行くのは初めて。
う~ん、特に何も無かった。
左側の階段を登ると原っぱに出ました。ここにも猫さんが何匹かいます。ちょうどお婆さんがいて猫さんを撫でていました。猫さん、気持ち良~く寝ていたので写真を撮るのは止めました。
神社に戻ると、銀杏の木の下でお昼寝していました。
2匹とも適度に距離を取っている。
2年前の冬は、こんな温まるシーンが見られました。
ありがとう、猫さんたち。また、癒されに来ます。
※お世話をしている方がおりますので、エサやりは控えてください。また、過度な接触は猫にストレスを与えますのでご配慮をお願いいたします。
諏訪氷川神社へのアクセス
東武東上線「鶴瀬駅」より徒歩15分
秦神社 長宗我部元親を祀る神社
四国の覇者長宗我部元親のお墓参りの後、秦神社へ
4月24日、高知旅行2日目。若宮八幡宮の次は、長宗我部元親公が眠るお墓と、御祭神としてお祀りしている秦神社を訪れました。
民家の間の路地を奥に進んで行きます。
途中、愛馬内記黒の塚がありました。豊臣秀吉から拝領したという名馬で、「土佐日記」では島津軍との戸次川の合戦で窮地に陥った元親を乗せて命を救ったという逸話が残されています。
この石段を登った先に元親公のお墓があります。
その前に、浦戸一揆で戦死した家臣を祀る塚にお祈りを。
元親公のお墓です。
この頃になると雨足が強くなってきました。お参りした後は、秦神社へ。
長宗我部元親を祀る秦神社
秦神社は、元親公の菩提寺であった雪蹊寺が明治の廃仏毀釈によって一時廃寺となったため、明治4年4月7日に建立されました。
隣接する雪蹊寺は、四国八十八ヶ所霊場のひとつであるので雨天でも訪れる人がいましたが、秦神社は自分だけ。
参道の奥に社殿が見えます。
なかなか、良い佇まいです。
戦国時代好きのおっさんは、何といっても長宗我部派。
参拝して、長宗我部家最後の当主である盛親公慰霊の碑へ。
真田丸で、阿南健治さんが演じた盛親公を思い出してしまった。いいキャラだったよな~。
運良く社務所で御朱印をいただくことができました。こちらは、幕末に活躍した画家、河田小龍が彫った貴重な御朱印です。持たせていただきましたが、ずっしりと重い。
雨の中、来た甲斐がありました。
この日の最後は、岡豊城跡に建つ高知県立歴史民俗資料館へ。
元親公格好いい!
幕末維新博に合わせ建てられた櫓に登りました。
櫓からの展望。
資料館でミレービスケットをいただきました。
5月19日には長宗我部フェス、20日には若宮八幡宮で長宗我部まつりが開催されるようです。
一度見てみたいな。今回は都合がつきませんが、来年以降日程を合わせてまた高知に訪れたい。
ご覧いただき、ありがとうございました。
秦神社
<創建年代> 明治4年4月7日
<御祭神> 長宗我部元親霊
<アクセス> とさでん交通「長浜営業所」より徒歩2分
若宮八幡宮 長宗我部元親ゆかりの神社
高知県2日目、長宗我部元親ゆかりの地をめぐる
4月24日、朝からあいにくの雨。しかも本降りでした。桂浜を諦め、戦国大名長宗我部元親ゆかりの地をめぐることに。
土佐の豪族本山氏の支城、長浜城攻めで初陣となった元親が戦勝を祈願し見事勝利を収め、以来、戦のたびに戦勝祈願が行なわれるようになりました。
若宮八幡宮の鳥居。
元親によって撤去され、明治3年に再建されるまで約280年鳥居がなかったそうです。
説明書きによれば、豊臣秀吉の軍門に降った元親が、九州の島津攻めの先鋒として出陣する際、軍旗が鳥居の笠木にかかり墜落。周囲が不吉として出陣を見合わせようとするも、逆に元親は、敵を笠にかけて討つの吉兆であると言って九州に出陣しました。結果は、皆さんご存知の通り、豊後の戸次川で島津軍に大惨敗。嫡男信親以下700余名の将兵を失ってしまいました。帰国した元親は、不詳の鳥居として取り払い、海に流したといわれています。
若宮八幡宮の手水鉢。長宗我部家の家紋ですかね。
社殿は、出蜻蛉式と呼ばれる独特の建築様式。
参拝を終え、境内を散策しました。
摂末社の隼人社。
勝負事と首から上の病治癒に御利益があるそうです。
願いがかなうとお礼として穴の開いた石を奉納するようですね。こんなにたくさんありました。
長宗我部元親を大河ドラマにしようと活動されているようです。実現すると良いですね。
この後は、お墓と長宗我部元親をお祀りしている秦神社へ。
ご覧いただき、ありがとうごいざいました。
<創建年代> 文治元年(1185年)12月30日
<アクセス> とさでん交通バス「南海中学校通」より
徒歩8分
土佐国一の宮 土佐神社
全国一の宮巡り 高知県土佐神社へ
4月23日から25日、2泊3日で高知県へ行ってきました。
駅から歩いて20分程で到着しました。
入口にある楼門は、寛永八年(1631年)、二代藩主山内忠義公によって建立されたもの。
楼門をくぐり、真っ直ぐに伸びる長い参道を通ります。
静かで良い雰囲気が漂っている。
正面にある拝殿。
拝殿は上がることができるようです。地元の方が上がって参拝していましたので、おっさんも上がらせていただきました。
事代主神社の脇を抜け、しなねの森にて森林浴。
本殿の後ろにある大杉。
本殿後方北東にある末社神明宮。伊勢神宮の遥拝所だったようです。
神明宮入口の側にある「つぶて石」。
本殿東へ。清掃中お邪魔します。
輪抜け祓所。本殿西北方にあった樹齢八百年程の御神木の杉の木が倒木の恐れがあったため伐採し、根元部分を奉斎したものだそうです。
図の順番通りにくぐると御神徳を授かることができるそうですよ。
放生池にある厳島神社。
最後は、太鼓楼を拝見。こちらも二代藩主山内忠義公によって建立されました。
安兵衛の「餃子」とやいろ亭の「カツオのたたき」でビールとハイボールを。
本場のカツオのたたきはレベルが違う!
2日目は、長宗我部元親ゆかりの神社めぐり。こちらは、また後程。
ご覧いただき、ありがとうございました。
<創建年代> 天武天皇四年(675年)