豊国神社 豊臣秀吉を祀る神社
太閤豊臣秀吉を祀る豊国神社へ
梅宮大社をお参りした後、帰りの東京行きの新幹線まで2時間程時間があったので、豊国神社を訪れました。
神様は、豊国大明神。太閤豊臣秀吉を神様として祀っている神社です。秀吉没後の慶長四年(西暦1599年)に創建されましたが、大坂夏の陣で豊臣氏が滅亡。徳川家康の意向で秀吉の神号は剥奪され、神社も廃絶となってしまいましたが、明治天皇によって再興されました。
神社へは市バスで移動。「三十三間堂前」で下車します。京都国立博物館の隣りにあるので分かりやすいですね。
鳥居をくぐって境内へ。
手水舎の水盤には、豊臣家の家紋である「五七桐」が。
国宝の唐門。かつては伏見城の城門であったと伝えられており、西本願寺、大徳寺の唐門と合わせて国宝の三唐門と呼ばれる大変貴重なものだそうです。
門の上部には、左甚五郎が彫ったという「目無し鶴」の彫刻があります。
残念なことに、唐門の奥にある拝殿と本殿へは行くことができませんでしたので、ここで参拝することに。
門には、秀吉の馬印であった「千成瓢箪」の絵馬が飾られていました。
最後に、豊国神社の隣りにある方広寺の鐘楼へ。これが、豊臣氏滅亡のきっかけとなった有名な鐘楼です。
初めて見る実物の大きさに圧倒されました。高さは4.2メートル、重量82.7トンもあるそうです。白く囲われているところが、事件の引き金となった「国家安康」、「君臣豊楽」の文言が刻まれたところです。
時間に余裕があれば、宝物館を覗きたかったのですが、また今度の楽しみに。
戦国時代に興味のある方は、織田信長の建勲神社とセットでお参りしてみてはいかがでしょうか。
豊国神社へのアクセス
市バス「三十三間堂前」より徒歩5分。