讃岐国一の宮 田村神社
香川県1泊2日の神社旅。最終日は田村神社を訪れる。
こんぴら温泉良かったです。でも1泊2日は短かい。あっという間に時間が過ぎてしまいました。
という訳で、お世話になったホテルをチェックアウト。琴電琴平線「琴平駅」に向かいました。
高松築港行の電車に乗ってGO!
駅舎を出て左へ。踏切を渡ります。
10分程歩くと看板を発見。
石燈籠があるこの道を進みます。
はい、田村神社に到着しました。
鳥居から随神門にいた個性的な狛犬さんたち。
それでは、本殿をお参りしましょうか。
田村神社の御祭神は、舌を嚙みそうな名前の神様、倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)、五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと)、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)、天隠山命(あめのかぐやまのみこと)、天五田根命(あめのいたねのみこと)の五柱を総称した田村大神です。
社記によれば、和銅2年(709年)に創建されたとあり、往古より「田村大社」「定水大明神」または「一宮大明神」とも称され、人々から篤く崇敬されてきました。
本殿の奥にある奥殿の床下には竜が住むという深淵があるそうです。
末社宇都伎社の龍神と回転する大黒天様
授与所で御朱印をいただいた後、境内を散策しました。
まずは、末社の宇都伎社へ。
中央には龍神伝説を再現した巨大な竜の像。迫力あります。
宇都伎社の社殿です。
大地主神(おおことぬしのかみ)、倉稲魂神(うがのみたまのかみ)が御祭神。
回転する大黒天様が賽銭箱の手前にあります。
お賽銭を入れてから、開運招福を願ってくるくる回します。
境内にあるわらべ七福神。
淡島社の小さな鳥居と素婆倶羅社
次に、素婆倶羅社へ。
宇都伎社と素婆倶羅社の間には、小さな鳥居と奥の方に立派なキノコがありました。
素婆倶羅社では愚痴を聞いてもらえます。
素婆倶羅社の御祭神は、少名毘古那神、大年神、塞神、大水大神、菅原神。
安産と病気平癒の御利益があるそうです。
宮島社と弁財天
素婆倶羅社の次は宮島社へ。
幸福かえる。
これがスライムだったら、キングスライムに進化してしまいます。
弁財天。
幸福かえるの柄杓で汲んだ水を顔に掛けると願いがかなうそうです。
宮島社。
池には七福神の乗った船がありました。
稲荷社から北参道へ
最後は、稲荷社をお参りしてから北参道へ。
個性的なのがこのキツネさんたち。
一匹一匹咥えているものがちがうんです。
北参道。
真ん中に、讃岐の獅子頭が。
張子の手法を用い、乾漆つくりのため軽くて丈夫。振ると耳の中に収められた小石が鳴るそうです。
御祭神の倭迹迹日百襲姫命は、桃太郎のモデルである吉備津彦のお姉さんだそうです。
北参道の大鳥居。
高さ17メートル、鉄筋コンクリート造りのこの鳥居は昭和55年に建立されました。
大鳥居の正面には、金色に輝く大きな布袋様が座っています。
願いをかなえるという大きな福耳、太っ腹、福袋。円満な人間関係に御利益があるとのこと。
ここで紹介したもの以外にも、境内にはまだまだたくさんの見どころがあります。
訪れた際は、散策してみてください。
また、毎週日曜日には市がひらかれ、名物の讃岐うどんが食べられますよ。
ご覧いただき、ありがとうございました。
田村神社へのアクセス