安房国一の宮 安房神社
全国一の宮巡り 千葉県館山市安房神社
8月に阿波国(徳島県)の一の宮をお参りしましたので、今回は阿波をルーツとする千葉県館山市の安房神社をお参りすることに。
ご存知の通り、台風15号による暴風雨に見舞われ大変な被害に遭い、予約していた宿からも宿泊の確認の電話がかかってきました。普通に電車やバスが動いていれば神社に行けるのでキャンセルしませんよ。
早朝、自宅を出発。電車を乗り継ぎ、蘇我駅で内房線に乗り換えて館山駅へ。
ここからJR関東バスの安房白浜行きのバスに乗って移動します。
バスは駅東口の3番乗り場から出ていますが、洲の崎方面に向かう循環バスも同じ乗り場ですので、間違って乗車しないように注意してください。
約20分くらいでバス停に到着。
バス停で降りたら、前方に見える看板の矢印方向に進んでください。
バス停から歩いて5分くらいで鳥居に到着しました。
社号標は東郷平八郎元帥の揮毫によるもの。
桜並木の参道。今度は桜が咲いているときに来てみたいですね。
境内は広々としていて気持ち良い。
安房神社の創建は2670年以上前に遡り、皇紀元年と伝えられています。伊勢神宮の内宮と外宮にならって上の宮と下の宮があり、上の宮には主祭神であり忌部氏の祖神である太玉命(ふとだまのみこと)が、下の宮には太玉命の孫で、阿波国から房総半島に渡り安房国を開拓した天富命(あめのとみのみこと)が祀られています。
まずは、上の宮へ。
本殿を拝見しようとしたら、台風15号の強風で倒れた木が。
神饌所と本殿を繋ぐ渡り廊下の屋根にも裏山から転がり落ちた倒木による被害が見られました。本殿に直撃しなくて良かったです。
御仮屋の前にも倒木がありました。
最後に下の宮をお参り。上の宮と同じ神明造。華美な装飾がない、こういう素朴な造りもいいものです。
御朱印をいただいて、帰りのバスの時間に余裕があったので忌部塚に寄ろうとしましたが、残念ながら道がふさがれていて奥に進むことが出来ませんでした。
館山駅に戻り、バスで予約していた宿へ。
目の前が海という絶好のロケーションでした。
館山駅の名物くじら弁当を購入。ごちそうさまでした。
ご覧いただき、ありがとうございました。
安房神社へのアクセス
JR内房線「館山駅」よりJR関東バス「安房神社前」下車、徒歩5分