志摩国一の宮 伊射波神社
伊勢志摩の旅3日目は、三重県鳥羽市安楽島(あらしま)にある伊射波神社(いさわじんじゃ)を訪れました。
5時29分、近鉄名古屋線・伊勢中川行きの電車に乗り、津駅を出発。
伊勢中川駅のホーム。
まだ夜明け前なので暗いです。
鳥羽駅には6時46分に着きました。
バス乗り場の鳥羽バスセンターに行き、時刻表を確認すると7時5分発の安楽島行きのバスが無い!
一番早い時間で10時31分!?
改札口に戻り、駅員さんにバス乗り場を尋ねるが、先程行ったバスセンターを案内されました…。
時間が無いので、バスを諦めてタクシーで向かうことに。
※後で調べたら、近鉄鳥羽駅の出入口2に鳥羽駅バス停がありました。
7時5分発の安楽島行きのバスはここから出発しているようです。
安楽島バス停までのタクシー料金は1,690円でした。
(運転手さんには安楽島舞台までと伝えると分かりやすいようです)
タクシーを降りると、運転手さんと散歩中のお婆ちゃん二人から伊射波神社への行き方を教えていただきました。
お婆ちゃんは、伊射波神社を「かぶらこさん」と呼んでおり、バス停から直ぐにある満留山神社にもお参りするよう勧めてきました。
お婆ちゃん、色々教えていただき、ありがとう。
最後に「かぶらこさんは、とても良いところだからゆっくり楽しんで」という言葉が、胸にジーンときました…。
※満留山神社へは、伊射波神社参拝後に訪れました。
それでは、伊射波神社へ向かいましょう。
バス停にある安楽島舞台の左脇の道路を進んで行きます。
しばらく歩くと、旅館「かめや」さんがあります。
「かめや」さんの間から海が見えました。
道案内の標識がありますので迷わないで行けそうですね。
その前に、神社にはトイレが無いとのことなのでトイレを借りに右へ行きます。
さっきのお婆ちゃんに教えてもらった通り、海水浴場のトイレがありました。
トイレは、きちんと清掃されていて、とても綺麗でした。
矢印の方向に進みます。
紛らわしいですが、道路に書かれた矢印は美和ロック海乃家への案内です。
この矢印に惑わされず、真っ直ぐ進みましょう!
竹林沿いの細い道。
奥の方に白い幟が見えてきました。
幟を右へ。
さらに竹林が広がる道を通ります。
峠道。時折、強い風が吹いてきました。
峠を越えると、海が見えてきました。
進んで行くと、道は、車道と歩行者近道の二手に分かれます。
徒歩なので歩行者近道を行きます。
歩行者近道は、山道となっています。
この道の先は、車道と合流しています。
車道と合流したら、右へ進みます。
伊射波神社まであと640m。
この道の先には、
海が待っていました!
この景色、最高でした!!
堤防沿いの道を進んで行くと、一の宮参道に着きました。
奥は行き止まりとなっています。自動車で通れるのはここまで。
右の坂道を下ります。
坂道を下りると、
伊射波神社の鳥居がありました。
鳥居の背後は海です。
鳥居を撮影するときは、海に落ちないよう注意して撮影しましょう。
鳥居をくぐり、石段を登って行きます。
第二鳥居付近の石段は、段差も不規則になっています。
上り下りとも足元に注意してください。
第二鳥居。
ここからは石段もなく、なだらかな道となりますので歩くのは楽でした。
幟が見えてきました。
境内に到着。
拝殿。独特な造りですね。
引き戸を開けて、拝殿の中に入ります。
強い風が吹いているので、室内に入れるのはありがたいです。
参拝者は、わたくしだけ。
自由に撮影できるのは良いが、ちょっと寂しい。
本殿。
伊射波神社は、天照大神に仕えていた稚日女尊(わかひめのみこと)を加布良古岬に祭祀したことが創祀とされ、志摩地方の海上守護神として信仰されてきました。
稚日女尊の他に、伊佐波登美尊(いさわとみのみこと)、玉柱屋姫命(たまはしらやひめのみこと)、狭依姫命(さよりひめのみこと)の四神を御祭神として祀っています。
参拝後は、加布良古岬にある領有神(うしはくかみ)へ向かいました。
領有神の道の入り口。
みごとな原生林が広がっています。
原生林の道を抜けると、鳥居が見えてきました。
領有神のご神体です。
岬の樹木の間から望むこの光景も絶景でした。
陽の光を全身に浴びてパワーが漲ります。
お婆ちゃんが言っていた通り、とっても良い神社でした。
景色を眺めながら歩いても、片道約30分くらいで辿り着けます。
特に、早朝参拝がおすすめですよ。
ぜひ行ってみてください。
あと、一部舗装されていない歩道を通ることや、石段もけっこう険しいので底が滑りにくい靴を履いて行ってください。
御朱印は、宮司さんの自宅にお伺いしていただくことができました。
拝殿内に案内図が用意されています。
時間によっては、不在の時もあります。
ちょうど、この日は在宅されていてラッキーでした。
お婆ちゃんお勧めの満留山神社は、次回に。
それでは、また。