安芸国一の宮 厳島神社
全国一の宮巡り 広島県厳島神社
7時羽田発の飛行機で広島空港へ。空港からはリムジンバスで広島駅に向かいます。
広島駅には45分程で到着しました。広島駅でJR山陽本線に乗って宮島口駅に移動します。
駅を出て地下歩道を通ってフェリー乗り場のある宮島口桟橋へ。
いい感じの地下歩道です。
宮島へ渡るフェリーは、JR西日本が運営する宮島フェリーと宮島松大汽船の2つあります。料金はどちらも片道180円と同じ値段ですが、JRだけ時間帯によって大鳥居に最接近する「大鳥居便」を運航しているので、こちらの方が人気があるようです。ただし、大鳥居便は往路のみです。
おっさんもJRで。
しかし、列の後方だったため展望の良いデッキ席はすでに埋まっていて座れませんでした。良い席は、次の便で先頭に並ばないとゲットできませんね。
瀬戸内海の波は穏やかで揺れが無く、快適でした。
宮島までは10分程で到着。
戦国時代には、毛利元就と陶晴賢が戦った有名な厳島合戦の場所でもあります。
そして、厳島神社といえばこのお方なしでは語れませんよね。
平安時代末期、隆盛を極めた平清盛公は、平氏の氏神を祀る神社として篤く信仰し、現在の規模に建て替えたそうです。
野生のシカが普通に街中を歩いている
島を歩いていると、まず、目につくのがシカさんたち。女性や子供に大人気で写真撮られまくりでした。人馴れしていて、野生だとは思えません。
食べ物をつまみ食いして食器を散らかしたこのシカは、この後怒った女性の店員さんにドつかれました。
潮が引き始めた夕方には、こんなところまでシカさんが。
たくさんの参拝者でにぎわう日中の厳島神社
観光名所でもありますので、日中は外国人観光客や多くの参拝者が訪れます。
平舞台から突き出した火焼前(ひたさき)は、人気のフォトスポットのようで行列が絶えませんでした。
参拝入口で拝観料300円を支払い、社殿へ。
先ずは「客(まろうど)神社」にご挨拶をしてから廻廊を進みます。
※昼間は人通りが激しくて撮影できなかったので翌朝7時に参拝して撮影しました。
五重塔と客神社本殿。
高舞台の両脇にいる狛犬さん。
平舞台や火焼前は人でいっぱいでしたので本殿へ。
参拝後は御朱印をいただきました。
出口に向かう途中にある能舞台。
反橋。
出口から清盛神社に向かいました。
平清盛公を祀る清盛神社
昭和29年創建と記載されていました。とたも静かで落ち着く場所です。
未完成のまま現在に至る豊国神社(千畳閣)
お昼を食べた後は、五重塔に隣接する豊国(ほうこく)神社へ。拝観料100円かかります。
豊臣秀吉が戦没者慰霊のために安国寺恵瓊に命じて建立しましたが、途中で秀吉公が亡くなったため中断となりました。以降、天井の板張りや外構など未完成のままなのだそうです。
広さが畳千畳分に匹敵するほどから千畳閣とも呼ばれています。
誰もいなかったら、床に大の字に寝ころびたかった~。
ライトアップされた夜の厳島神社と歩いていける大鳥居
宿で夕食を食べた後、散歩がてら夜の厳島神社へ。
この頃になると浜辺は完全に潮がひいていて、鳥居まで簡単に歩いていけます。
昼間たくさんの人で賑わっていた火焼前は誰もいません。静かな社殿。神職の方が吹いている笛の音だけが聞こえています。
夜は神秘的で格別です。
シカの姿も見当たらない。門前町もご覧の通りの静けさ。
早朝参拝もおすすめです
翌朝もお参りしてしまいました。
まだ干潮だったので大鳥居へ。
朝7時。参拝者が自分以外誰もいませんでしたので、人気スポットもじっくり見ることができました。
鏡池。
火焼前も並ばずに撮影できますよ。
早朝参拝もいいですね~。
朝食を食べに宿に戻るときに砂浴び中の猫さんを発見。
あっという間に出発の時間が来てしまいました。
9時25分発のフェリー。乗客が少なくてガラガラでした。
ありがとう宮島。次、来たときは弥山を登りたい。
朝、昼、夜で雰囲気が違う厳島神社。宮島に一泊することをおすすめします。
門前町をぶらぶら散策したり、名物のもみじ饅頭やあなご、牡蠣などおいしい食べ物もあって楽しめますよ。
ご覧いただき、ありがとうございました。
【神 社 名】厳島神社
【御 祭 神】市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
【創 建】推古天皇即位の年(593年)
【アクセス】フェリー宮島桟橋から徒歩15分